新型コロナウイルス感染症の位置づけが、令和5年5月8日から「5類感染症」へと引き下げられたことに伴い、
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会員事業所紹介

NOUNOURS(ヌヌース)
オーナーシェフ 古川 哲平さん

「今年1月、店内で感染対策を取った上で三味線ミニライブを行いました。お客さんに喜ばれました」と話す古川さん

窯で焼き上げたピッツァは絶品。常連客と新規顧客を大切に

7年間、アスパム通りで営業を続けてきた「ビストロ橙」に終止符を打ち、さらにグレードアップする形で、20197月、安方(アパホテル向い)に店名も新たに移転オープンした。木造をメーンにしたおしゃれなつくりの店内は入口側がホールになっていてテーブル席があり、奥が厨房とカウンター席。「コロナ禍の今、ソーシャルディスタンスを取る意味からテーブル席を減らして営業を続けています」。

「ヌヌース」はフランス語でテディベア(クマのぬいぐるみ)の意味。「自分の体形がクマに似ているとよく言われます。店に親しみを持ってもらおうと店名にしました」。古川さんは熊のシルエットが描かれているTシャツを着込み厨房に立つ。

「薪窯で焼き上げた本格ピザが食べられる店」として知られる。「ヌヌースを立ち上げる際、『ビストロ』時代のお客さんがついてきてくれるのか不安でした。顧客を新規開拓する意味でも店の看板となるような強みがほしかった。そこで薪窯を導入しました」。窯で焼き上げるピッツァは外側カリッと、内側しっとりと仕上がっていて絶品―と評判。ビストロ時代から人気のあったパスタ、グラタン、アヒージョ、肉料理などイタリア料理の数々がメニューに並ぶ。

今年に入り、自家製全粒粉パンをメニューに加えた。「アヒージョ料理を注文されるお客さんにおススメしています。香りが楽しめ、外カリ、中もっちりの食感を楽しんで」と一押し。

グラス一杯でオーダーできるグラスワイン(赤、白)が豊富。ビールは6種類、うち4種類は人気のクラフトビール。オードブルや弁当などテイクアウトメニューも用意、店舗情報は青森商工会議所の「ふんばるアオモリ事業」や青森中央学院大学がつくった持ち帰り飲食店パンフにも紹介されている。

店の存続には妻・幸さんの存在は欠かせない。ビストロ時代から常に古川シェフに寄り添い、側面から支えてきた。イチゴとピスタチオのアイスなどデザートメニューは幸さんの手作り。「妻には感謝しています」。

多くの人の支えがあって今日まで来たと話す。「コロナの収束がいまだ見えず、苦しい状況が続きますがビストロ時代からの常連客や新たに足を運んでくれるお客さんのためにも営業を続けます」。(営業18時~23時、火曜日定休)

問い合わせ先

住所:
青森市安方2丁目3−10
TEL:
017-722-6772