新型コロナウイルス感染症の位置づけが、令和5年5月8日から「5類感染症」へと引き下げられたことに伴い、
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会員事業所紹介

焼肉 きんぎょ
店主 鹿内史芳さん

「コロナの影響で大変でしたが、皆さんの支えのおかげでなんとか乗り切ることが出来ています」と話す鹿内さん

店頭の大きな金魚ねぶたが目印。業界で太鼓判の「田子牛」が楽しめる

JR青森駅のすくそば(ニコニコ通り)、店頭にある大きな金魚ねぶたが目印。需要に追いつかないほど人気の「田子牛」が食べられる店として知られ、ジューシーな味わいの黒毛和牛を求めて、食通が訪れる。「青森市では食する機会の少ない田子牛の美味しさに感動。一人でも多くの人に味わってほしい」―この熱い思いに現地の畜産農家が応え、数量限定ながら直接仕入れる態勢が整い、20181月に店をオープンさせた。店内はテーブル4席のほか、一人でも来やすいようにカウンター席が。「女性がひとり焼肉を楽しんでいかれます」。

甘味があり、とろける味わいの「特選田子牛カルビー」は何度でも食べたくなる。田子牛のほか、店がこだわり抜いた肉や料理をリーズナブルな値段で用意。お勧めのホルモンはホルモンが苦手の人にも食べてもらいたい一品。「フエ」(牛の心臓の付け根の部分)は臭みもなくコリコリっとした食感がたまらない。「チグチ」(豚のノドの奥)はフエと一味違った触感が楽しめる。「きんぎょハラミ」、「牛すじ丼」、「豚カルビー丼」などテイクアウトメニューも人気。

青森商会議所青年部が主催するイベント、「テイクアウトマーケット」「AОMОRIエキイチ『汁』物語」に出店。テイクアウトマーケットは「牛ハラミ丼」、汁物語は「テールスープ」(牛の尻尾の部分)を用意、どちらもイベント開始早々に売り切れる盛況だった。「飲食業界を支援し、街ににぎわいを取り戻そうという企画の趣旨に賛同した飲食店が集い、イベントを盛り上げました」。コロナ禍の中、元気を出して街に出よう―を合言葉に次々とイベントを仕掛ける青年部に昨年、入会した。「青年部の活動には大いに刺激を受けています」と話す。

店をオープンしてようやく軌道に乗りかけたころ、新型コロナウイルス感染が全国を席捲、小規模な飲食業界が打撃を受けた。「昨年11月に入り客足が戻りかけた気配を見せたが、年明けから再び感染症拡大が顕著となった。いつもなら、この時期、大勢の観光客で街が活気づいているころなんですが・・・でも落ち込んでばかりはいられません」。自分の仕事を通して人に感動を与え、喜んでもらう―のが生き方のスタンスと言う。

仕事帰りのサラリーマンには「晩酌セット」も。「居酒屋感覚で気軽に来てほしい」

 

問い合わせ先

住所:
青森市古川1―11―1
TEL:
017-718-5155