新型コロナウイルス感染症の位置づけが、令和5年5月8日から「5類感染症」へと引き下げられたことに伴い、
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会員事業所紹介

5m COFFEE(ファイブエムコーヒー)
代表 石澤康二さん

「店名の『5m』には1日に5分間のコーヒータイムを持ってほしいといった願いを込めました」と話す石澤さん

自分好みの一杯見つけ、コーヒーライフ楽しんで。自家焙煎のネルドリップ専門店。

イベント出店をメーンにした週末限定コーヒーショップからスタート。2022年11月に古川1丁目にあるBLACKBOX(旧「青森松竹会館」)1階で平日営業(午前11時~午後6時)を始めた。華やかな薫りに包まれている店内はカウンターとテーブル席(合わせて10人ほどが座れる)があり、心地よいBGMとゆったりとした時間が流れる空間で、布製フィルターを使って抽出した当店ならではの「オリジナルブレンド」が味わえる。「焙煎機でじっくりと焼き上げるコーヒーは、滋味深く豊かなコクのある味わい。日々の生活に寄り添いながら、少しだけ特別感のある存在になればと願い焙煎しています」。

大学生活を送った盛岡でコーヒーの魅力に触れ、カフェ巡りに明け暮れた。卒業後は名古屋市の会社に就職したが4年後に帰郷、再びコーヒー熱が蘇る。「コーヒー店を始めていた高校時代の旧友と再会。触発され、会社を辞めこの世界に。コーヒーに関する知識は独学です」。

看板メニューは「ブレンド№5」(中深煎り)と「ブレンド№6」(深煎り)。「数字は焙煎の度合い。数字が上の方がより苦味系の味わいに。『№5』は一番人気で香ばしく甘い余韻。『№6』はどっしりとした苦味、重厚なコクが特徴です」。コーヒー豆の販売も。「オンラインショップや店頭販売で買い求めていかれます」。豆の保存には「ガラス瓶やキャニスターなど密閉できる容器での保存がおすすめ。高温多湿の場所を避けて保存すれば、常温でも1~2か月程度は十分に風味を保つことができます」とアドバイス。

青森は全国でもコーヒー好きで知られ、市内にはコーヒーショップが多い。競合が激しいのではと水を向けると、「コーヒーショップ一つひとつが線で結ばれると、個店のあるエリアが広がり、コーヒー文化を発信する拠点となりうる。競合と言うより、共存関係を深めることで業界全体に活気が生まれる」と力を込めた。

コーヒーフェスティバルなどイベント出店に積極的。「イベントへの出店は当店を知ってもらう絶好の機会。これからもどんどん出店します」。

5月の連休には花巻市でのイベントに参加する。

コーヒーの楽しみ方は人によってさまざま。「自分好みの一杯を見つけ、生活に潤いを添えて。コーヒーライフを楽しむ人を一人でも多く増やしたい」。自身もコーヒーに魅せられた一人だからこそ、この思いはことさら強い。

問い合わせ先

住所:
青森市古川1丁目14―3 BLACKBOX1階