新型コロナウイルス感染症の位置づけが、令和5年5月8日から「5類感染症」へと引き下げられたことに伴い、
『ふんばるアオモリ』の情報掲載は終了いたしました。3年に渡り多くの方にご利用・閲覧いただきありがとうございました

会員事業所紹介

AFBデジタルエンタテインメント(「デジタルハリウッドSTUDIO青森」運営会社)
米坂智都さん

「お子様連れの受講生が安心して学べるように『キッズスペース』も用意しています」と話す米坂さん

新しい時代に新しい働き方を。IT人材の育成通して地域の活性化に貢献

IT人材の育成を通じて若者の県外流出の抑制、女性の活躍支援など地域活性化に寄与したい―と、20209月に会社(「エフエム青森」の子会社)を設立。翌21年4月にデジタル関連の人材育成スクールを全国展開する会社(東京都)と提携し、北東北初の「デジタルハリウッドSTUDIO青森」を開校・運営している。同校は今年3月、東奥日報新町ビル内から新町2丁目にあるNTTビル「aomori anon」内にリニューアル移転した。「新スタジオは今まで以上に受講環境を整え、受講生が同校卒業生やクリエイターと自由に語り合えるスタイルとなっています」。

好きなことを、好きな時間で、好きな場所で、自分らしく学ぶ―のコンセプト通り、オンラインと通学の「ハイブリッド」な学習スタイルを用意。「スクール説明会(無料)では、地域に特化した、自身の目的に合った学習方法を見つけられるよう、専門家が相談に応じています」。学習スペースは解放感があり、約30人がWebデザイン、動画編集、グラフィックデザインを基礎から学んでいる。「当校ではスキルを学ぶだけでなく、受講生の就・転職を全面的にサポートしています」。

新事業にも着手。このほど事業者向けに、ECサイト(ネットを使ったモノやサービスの販売サイト)を立ち上げるサポート事業にも乗り出した。「IT導入支援事業者であるLightblue Technology社と連携してネットショップ構築のお手伝いをします」。さらに、9月にはスタジオ内に県内初となるeスポーツ(コンピュータゲームをスポーツ競技として捉える際の名称)が体験できるスペースを開設する準備を進めている。

新事業を展開した事業者を応援する、青森市の令和2年度「新ビジネスチャレンジャー」の認定を受けた。「起業の際、初期投資の経費などに関して支援を受けることが出来たのは有難かった。当社の事業が本県のIT力の底上げにつながるよう尽力したい」(栗田淳一代表取締役)

感染症拡大でリモートワークが浸透、人々の働き方に変化が生じてきている。「新しい学びのスタイルを通して、地域のニーズに応える『多様なライフスタイル』を支援していきたい」。青森をイノベーションで世界に向けて発信する基地に―。「ニューノーマル」時代を見据えたスタッフ一同の目指す目標は大きい。

問い合わせ先

住所:
青森市新町2丁目8-12(aomori WanonB棟3F)
TEL:
0120―54―0015