新型コロナウイルス感染症の位置づけが、令和5年5月8日から「5類感染症」へと引き下げられたことに伴い、
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会員事業所紹介

YSP青森 (有)アサヒモーター
代表取締役 成田真知さん

「バイクのレンタルもやっています。先日は九州からやって来たと言うお客さんが利用していました」と話す成田さん

安心で楽しいバイクライフを提供。冬は除雪機販売も

青森市堤町の文化会館(リンクステーションホール青森)バス亭から徒歩3分のところにある店には念願のバイクを手に入れたい人、ライダー仲間と出会いたい人たちが訪れる。

ヤマハのバイク専門店として昭和38年浦町に創業。同47年に現在地に移転、「アサヒモータース」改め「アサヒモーター」に。そして平成7年、有限会社「アサヒモーター」を設立した。高速道路でも余裕の走りができる「3輪バイク」(前輪が2つ、後輪が1つ)をはじめ、新車・中古車バイクなど常時約30台が並び、ヘルメット、グローブ、ブーツなど厳選した品ぞろえ。修理・メンテナンスも定評がある。

男性ユーザが多く、スタッフも男性がほとんどいうバイク業界にあって、女性代表が誕生した。「3年前に父親である先代から事業を継ぎました。女性にとって、バイク屋さんってちょっと入りづらいですよね。女性が気軽に入ってこられるような店を目指したい」。店内は清潔感にあふれ、陳列・展示・表示などディスプレイも女性ならではの配慮が行き届いている。

お誘い型バイクショップ―を全面に掲げ、「お客さまにバイクを使った遊びを提案しています」と話す。初心者や団体ツーリング未経験者向けのツーリングイベント開催もその一環。「6月は下北尻屋崎方面、7月は北海道でのツーリングを計画しています。大地を駆け抜け、風や自然を感じる爽快感を体験してほしい」。

バイクのシーズンオフには除雪機の販売も行っている。「除雪機が家庭で馴染みがなかったころから販売を始め、もう半世紀近くになります。販売台数は2千台を超えました」。スタッフが除雪スペース、傾斜、路面状況、そして予算に応じて間違いのないモデルを選んでくれる。

「車離れ」が言われて久しいが、バイク業界も例外ではないようだ。「若い世代のバイクファンを増やしたい。幼少期からバイクに親しんでもらおうと、子供用バイクも置いています」。

自身のバイク歴は20年と言う。「父の影響で乗り始めました。世界感が広がりました。乗用車では感じられない空気感やスピード感がバイクの魅力」。店の運営についてアドバイスしてくれる会長である父親の存在が心強いと話す。「バイクの醍醐味を一人でも多くの人に伝え、何よりも女性ライダーの輪を広げたい」。取材の最後に発した言葉に力を込めた。

問い合わせ先

住所:
青森市堤町1丁目5-9
TEL:
017-735-2904
URL:
https://www.yamaha819.com/