謹賀新年

新幹線開業効果獲得へ 新たなスタート


年頭所感 
青森商工会議所
会頭 林 光男


 

 新年明けましておめでとうございます。
 2012年新年を迎え、謹んで皆様にご挨拶を申し上げます。

 さて、昨年を顧みますと、一昨年12月の東北新幹線全線開業の「熱気」をそのままに、新年を迎え、当所では、新幹線開業を契機に、改めて「冬の青森の素晴らしさ」を全国に発信したいとの思いから、2月、全国の商工会議所役職員約1,200名を本市にお招きした「全国商工会議所観光振興大会」を開催し、今後の春の観光シーズンに大きな期待を寄せたことが思い出されます。
 しかし、311日、発生した「東日本大震災」により、本県では、八戸・三沢地域を中心に大きな被害を受け、東北新幹線の運休、自粛ムードの蔓延等、新幹線開業効果に大きな期待をしていた、私ども商工業者にとっても大変厳しい状況となりました。

このような状況の中で、当所では、震災発生直後より、会員事業所への影響等を把握するため、役職員総出で影響調査を行い、行政や関係団体等に対し要望・提言活動を一早く実施いたしました。

その結果、県や金融機関等による金融資金への「震災枠」が一早く設置される等、金融支援策が図られたのを受け、市内各地域において移動相談所を開設、それに併せ各地域の会員事業所を中心に巡回・訪問等、積極的な震災対応を行いました。

さらに、観光面においては、震災の影響により未知数の状況ではありましたが、JR東日本の懸命な復旧作業により、東北新幹線が全線再開されたのを受け、その後は、私どもも、行政や関係団体とともに、祭りやキャンペーン等に精力的に取り組んだ結果、県内の主な観光施設の入込数は、当初の見込みを上回る入込客数となるなど、総体的には、新幹線開業効果を実感する一年となりました。

 本年は、東日本大震災からの本格的な復興と日本経済再生に向け、力強く前進する一年となることを祈念し、活動していかなくてはなりません。

 日本の再生、東北の復興のためにも、まずは、当地域の会員事業所の皆様が元気であることが肝要であります。

 新幹線開業から1年が経過した現在、私たちは県と県観光連盟が中心となりJR東日本の協力を得て、昨年12月から本年3月まで、首都圏などから本県への誘客を図る「新青森開業1周年キャンペーン」を展開しているところでございますが、4年後の北海道新幹線新函館駅開業も視野に入れて、新幹線開業効果を活かし、より一層、観光をはじめとした地域経済振興を図り、多くの市民や商工業者が開業効果を享受できるよう、「観光力を高め、魅力を磨き、つなぐ」といった観光資源の整備充実や魅力あるまちづくりに、行政や関係団体と一層の連携を図り、「青森力」を結集して積極的に取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 最後になりますが、当所では商工業者と地域経済の振興発展のため、行動する商工会議所をスローガンに、本年も地域経済活性化に向けた各種事業を積極的に展開して参ります。会員・関係団体におかれましては、より一層のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、2012年が皆様にとって、実り多い素晴らしい年となりますことを重ねて祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。