特 集


「東北六魂祭」6月25、26日に開催

東北一巡、最終の地・青森市が舞台

「東北六魂祭」の青森開催をアピールする実行委関係者

 青森・ねぶた/秋田・竿燈/盛岡・さんさ

 今年の「東北六魂祭」は6月25、26日の2日間、青森市で開催される。東北6県の県庁所在地の市長らでつくる実行委員会が1月29日、同市の「ワ・ラッセ」で記者会見し、発表した。 青森ねぶたはじめ東北を代表する六つの祭りが集結、東日本大震災の鎮魂と復興を願い市中心部の国道をパレードする。鹿内博市長は「初日の夜間パレードはねぶたに明かりを入れ、復興の希望としたい」と語った。
 六魂祭は震災で犠牲になった人の追悼と復興の誓いを込めて、震災の4カ月後に始まった。 仙台市開催(2011年)を皮切りに、盛岡、福島、山形、秋田市と持ち回り開催され、今回の青森開催が一巡目の最後となる。
 記者会見には東北6市の市長がそろった。実行委会長・鹿内市長は「青森市での開催は素晴らしかったと言ってもらえるように、東北人の魂を込める」と意気込みを語った。実行委員長・若井敬一郎青森商工会議所会頭が「3月末には北海道新幹線が函館まで延伸し、これまで以上の来場者が予想される。全員で心を一つにし、盛り上げよう」とあいさつした。

 仙台・七夕/山形・花笠/福島・わらじ

新作「ねぶた」が初見参

 ハイライトである祭りパレードは25日が夜間(午後5時~同7時30分)、26日は昼(午後0時30分~同2時45分)の開催。ルートは青い森公園前(国道7号)~橋本交差点先(国道4号)を予定。青森ねぶた祭のほか、「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」が参加する。 青森ねぶた祭は複数の大型ねぶたが出陣する予定で、いずれも新作が初見参するという。また、鹿内市長は、航空自衛隊松島基地のアクロバットチーム『ブルーインパルス』の飛行を要請することも明かした。
 祭り期間中は、特設会場を設け東北6市の祭り等によるステージイベントを繰り広げるほか、各市のご当地グルメや特産品を販売するPRブースも設ける。集客は二日間で26万人を見込んでいる。
 記者会見で、青森開催に向けた抱負を聞かれた各市長は「元気を発信する」(小林香福島市長)、「これまで支援してくれた人に感謝しながら参加する」(奥山恵美子仙台市長)、「笑顔を「東北六魂祭」の青森開催をアピールする実行委関係者青森・ねぶた/秋田・竿燈/盛岡・さんさ4特  集届ける」(佐藤孝弘山形市長)、「一日も早い復興目指し大いに盛り上げる」(谷藤裕明盛岡市長)、「希望の明かりを照らす」(穂積志秋田市長)などと答えた。


東北6市長が勢ぞろい

テーマ「跳」を披露した高橋さん

今年のテーマは「跳」

 六魂祭では毎年、その年のテーマを漢字一文字で表し、発表している。今年は盛岡市の高校2年生書家、高橋卓也さん(16)揮ごうによる「跳」に決まり、記者会見場で高橋さんが力強い書を披露した。高橋さんは「東北地方の災いを跳ね飛ばし、さらなる飛躍の願いをこの漢字一文字に込めた」と話した。

来年以降の開催は「白紙」

 記者会見で、来年以降の開催について質問され、奥山仙台市長は「6年目以降については白紙の状態。まずは青森開催を成功裏に導き、その上でどうするかを皆で決めたい」と話した。 鹿内市長は「(六魂祭は)6県を一巡することでスタートした。トリを務める青森の責任は大きい。青森開催が成功するかどうかが、次の試金石になる」との認識を示した。


青森ねぶた祭

盛岡さんさ踊り

秋田竿燈まつり〔秋田市竿燈まつり実行委員会〕

仙台七夕まつり〔仙台七夕まつり協賛会〕

山形花笠まつり〔山形県花笠協議会〕

福島わらじまつり〔福島わらじまつり実行委員会〕

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