会議所とともに


大青工業が「科学技術賞」受賞

「氷温」技術使った食糧貯蔵の知恵に光

科学技術分野・文部科学大臣表彰

 大青工業株式会社(服部國彦社長)は、同社の「生鮮食品の鮮度保持と熟成に資する氷温貯蔵庫システムの開発」が認められ、平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞した。

 同社は冷蔵・冷凍に属さない「氷温」技術を駆使した貯蔵方法に着目して生鮮食品のうまみ向上、鮮度保持、保存期間の延長などを実現、高付加価値化に貢献してきた。

 4月15日、文科省で授与式が行われ、服部社長が表彰を受けた。服部社長は「古来から受け継がれた『寒』による食品保存の知恵を再現してきたことが認められ、とても嬉しく名誉なことと思う。さらに研究を進め、青森の貯蔵技術の味を全国に届けたい」と喜びを語った。

 同社は今年創立65周年を迎え、青森市問屋町に新社屋が完成したばかり。受賞は節目の年に華を添える形となり、社員一同さらなる発展に気持ちを新たにしている。

 同23日の「相談役・常議員会」で服部社長は「受賞者はノーベル物理学賞の天野浩教授はじめ、そうそうたるメンバー。場違いな所にいると思った」と受賞報告した。服部社長は「中小企業でも開拓の精神は発揮出来る。今後につながる若い能力に期待できるような会社を目指したい」と話している。


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