会議所とともに


青森商工会議所「部会総会」

27年度要望事項決まる

 青森商工会議所(若井敬一郎会頭)の各部会は2月から3月にかけて総会を開催、新年度の研修テーマ、要望事項などを決めた。平成27年度末には「北海道新幹線・新函館北斗駅開業」が予定されており、本県第3の開業となる新幹線開業効果の取り込みは喫緊の課題となっている。重点要望には新幹線開業を見据えた街づくりをはじめ、空・陸路などインフラ整備の推進など時代の要請をにらんだ地域振興策が優先的に盛り込まれた。産業構造の変化や業種・業態の変更に対応するための施策にも取り組む。

■運輸交通部会

 運輸交通部会(柳谷章二部会長)は2月24日、ホテル青森で開催。27年度研修テーマを「本市物流機能充実に向けた青森港の可能性調査・研究」とする事業計画案を決めた。要望事項は市に対し要望することをふまえ要望事項文言を変更、一部説明を記載し、平成26年度要望項目を全て継続要望する。東北縦貫自動車道八戸線(青森〜八戸間)の早期整備促進、鉄道貨物拠点・東青森駅の大型貨物車輌利便性向上のための駅西側道路整備促進、有料道路(みちのく有料道路、第2みちのく有料道路、青森空港有料道路)の通行料金早期無料化など11項目。

■情報・教育文化部会

 情報・教育文化部会(川健一部会長)は2月25日、会議所2階会議室で開催。27年度研修テーマに「産学連携による地域力向上の為の人材育成」(新規)「街づくりや観光・商業をはじめとする産業振興」(継続)を掲げた。要望事項は(1)新たな情報通信技術戦略の推進と会員への啓発(2)東北新幹線開業効果の維持・拡大と北海道新幹線開業との相乗効果を獲得するための観光産業振興の推進(3)「観光・防災Wi-Fiステーション」の整備方促進について(新規)−の3項目。

■業務流通商業部会

 業務流通商業部会(出戸端勉部会長)は2月25日、青森国際ホテルで開催。新年度研修テーマを(1)官公需の地元優先発注方促進(2)函館・道南地区をはじめとした経済交流の促進(3)新しい時代の業務流通の在り方とした。「官公需(公共工事及び物品調達等)の地元優先発注方促進」を重点要望とし、要望事項は産業基盤の整備関連では「青い森セントラルパーク」への公共性のある施設設置等、必要とされる都市機能の整備及び中央駅(仮称)の整備促進など2項目を挙げたほか、東北縦貫自動車道八戸線(八戸・青森間)の完成、上北自動車道路の早期完成など道路整備促進。青森港の物流機能整備促進、地域資源のブランド化促進、産学連携によるまちなかキャンパスの推進など。

■金融不動産部会

 金融不動産部会(浜谷哲部会長)は2月27日、青森国際ホテルで開催。平成27年度研修テーマは「金融制度の在り方」「人口減少社会を見据えた都市(まち)づくり」「部会員の増強」の3項目。要望事項は、「産業(都市)基盤の整備」では、鉄道関係が奥羽本線新青森〜青森間の複線化の実現、道路関係では青森環状バイパス(3・2・3号線)の全線4車線化の早期完成など3項目、航空関係は既就航便の増便(ダブルトラッキング含む)促進など2項目、港湾関係として青森港の機能整備促進の1項目。その他、「街づくり」「観光・コンベンション振興」「税制の改善」に関する計7項目が盛り込まれた。

■生活商業部会

 生活商業部会(三上孝部会長)は3月3日、青森ワシントンホテルで開催。研修テーマを「北海道新幹線新函館北斗駅開業を見据えた青函交流」「街の賑いづくりのための産学連携の推進」とする平成27年度事業計画を承認した。要望事項は、鉄道関係として(1)新青森駅の利便性向上(二次交通の充実など)(2)青森駅の早期改築促進(3)青い森セントラルパーク新中央駅設置。道路関係は、青森環状バイパス(3・2・3)の全線4車線化の整備促進、青森駅東西自動車道路の建設の2項目、空港・港湾関係は青森空港の既就航便増便及び福岡線復便並びにCAT−V対応機材への変更促進、新中央埠頭港湾施設の充実と客船誘致、街づくりは歩道並びに住宅融雪施設の整備促進など3項目、そのほか商工振興、産学連携それぞれ1項目。

■建設部会

 建設部会(川島芳正部会長)は3月3日、国際ホテルで開催。27年度研修テーマに「地域経済活力強化に資する建設産業の在り方」とした。要望事項は「建設産業振興策の推進」「公共事業工事・物品調達の地元業者への優先発注方促進および適正価格による入札方法への変更」「総合的な街づくりの推進」など継続7項目。

■工業部会

 工業部会(服部國彦部会長)は3月3日、百代で開催。「ものづくり産業」の育成と工業界の更なる発展による地域経済の活性化を目的に関係団体・機関との連携による調査・研究を行う−とする平成27年度事業計画案を承認。事業は青森型工業振興策事業化のための調査。(1)ものづくり産業の育成および活性化(2)官公需の地元優先調達等の促進−を研修テーマとした。要望事項は(1)中核工業団地における企業誘致促進並びに新規創業や中小企業の技術開発を促進するための制度拡充・支援の推進(2)再生可能エネルギー活用策の推進など10項目。

■観光サービス部会

 観光サービス部会(中山大輔部会長)は3月3日、ホテル青森で開催。「スポーツコンベンション誘致活動の推進」「北海道新幹線新函館北斗駅開業を見据えた戦略的な観光サービス産業振興の推進」など3項目を新年度活動テーマとした。要望事項は、「二次交通の整備拡充」4項目、「観光客誘致のための受け入れ施設・環境の整備および情報の発信」6項目、「広域連携」2項目、「MICEの誘致・開催に対する支援」5項目、「地域資源を活用した滞在メニューの魅力向上」5項目、「青森市、公益社団法人青森観光コンベンション協会、青森商工会議所が三位一体となった観光振興の促進」などを盛り込んだ。(新規7項目)

■食品部会

 食品部会(沼田部会長)は3月5日、恵比須屋で開催。新年度研修テーマを「食品の安全性確立および食品衛生検査施設(機関)の整備促進」「七子八珍ブランドなど地場産品の開発と販路拡大」とした。重点要望は、「北海道新幹線開業による交流人口拡大のためのDC(デスティネーションキャンペーン)等事業の実施」「クルーズ客船寄港に対応した新中央埠頭周辺並びに中心商店街の受け入れ体制強化」「脱・短命県に向け、県産食材等を活用した食生活改善のための調査・研究」(いずれも新規)など6項目。

■健康福祉衛生部会

 健康福祉衛生部会(岡島秀雄部会長)は3月11日、ホテル青森で開催。短命県返上のための「健康経営」による意識情勢など、27年度研修テーマを「青森型健康経営の推進」としたほか、県内の医療・福祉分野での優秀人材の流出を防ぐ施策「高質なサービス提供のための人材育成の推進」などを掲げた。要望事項は(1)公的医療機関における地元企業への物品調達および業務委託など3項目。


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