会議所とともに


第553回相談役・常議員会

「定期観光タクシー」運行のモデル事業実施

駅やホテルと観光地結ぶ二次交通を充実

 青森商工会議所の第553回相談役・常議員会が9月19日、青森国際ホテルで開催。「『観光タクシー』を使った新たな周遊型商品起業化支援事業について」など9件の報告事項を了承。協議事項は2議案を承認した。

[報告事項]

 ◇会議日程▽正副会頭会議=10月14日(火)15時・2階会議室▽第554回相談役・常議員会=10月24日(金)13時30分・2階会議室
 ▽正副会頭会議=11月14日(金)15時・2階会議室▽第555回相談役・常議員会=11月25日(火)13時30分・国際ホテル
 ◇「日本商工会議所第637回常議員会・第243回議員総会・第120回通常会員総会の結果」について=9月17日(水)・18日(木)開催。国際会議場(東京商工会議所ビル7階)

法人税率20%台に引き下げ要求

 <平成27年度税制改正に関する意見(案)について>日本商工会議所は、中小・中堅企業の海外市場での競争力強化や地域の中核企業の成長喚起が必要なことから、法人実効税率は海外主要国並み20%台へ引き下げるべき。外形標準課税の適用拡大は、雇用や地域経済に甚大な影響を及ぼし、ひいてはわが国経済・社会の発展を阻害することから断固反対。複数税率は社会保障財源が大きく失われ、国民に別の形で負担を強いることから断固反対する、との意見をとりまとめた。
 <平成27年度中小企業・小規模事業者政策の概要ならびに概算要求について>「地域資源」の活用、地域人材の育成等を目的に、「小規模事業対策推進事業約68億円。うち、新規の「ふるさと名物応援事業」に23億円を盛った。地域資源の活用や農商工連携による「ふるさと名物」などの試作開発、消費者嗜好の調査、観光商品開発等にかかる費用を補助する。

北海道新幹線開業にらみ要望

 ◇「JR北海道に対する要望結果」について=青森県鉄道整備促進期成会(三村申吾会長)、青森県、青森県議会(阿倍広悦議長)は、JR北海道函館支社(9月3日)、JR北海道本社(9月8日)に対し、@平成27年度末の北海道新幹線「新青森・新函館北斗間」開業に向けた着実な事業推進についてA北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」に1本でも多く停車するためのダイヤ調整について−を緊急要望した。また、最重点要望として@デスティネーションキャンペーン開催に向けた機運醸成および連携の強化A北海道と本州を結ぶ寝台列車の利用促進および運行本数の維持B北海道新幹線の青函共用走行区間における時速200`以上での高速走行の実現C北海道新幹線開業に向けたJR北海道の本県内への拠点設置−の4項目を要望した。さらに、本州と北海道を結ぶ唯一の鉄道である津軽海峡線の冬期間の安定輸送の確保を併せて要望した。JR北海道函館支社では青山副知事が、JR北海道本社では三村知事が要望書を手渡した。
 ◇「『定期観光タクシー』を使った新たな周遊型商品起業化支援事業(平成26年度むらおこし総合活性化事業助成)」について=現在、青森市では運行のない「定期観光バス」に代わる「定期観光タクシー」(青森駅やホテルと観光地を結ぶ)事業化を目指す。観光コンサルティング会社「株式会社観光販売システムズ」のノウハウを取り入れ、青森市タクシー協会および市内観光施設と連携する。9月中にモデルコースを設定した商品を造成し、10月から来年2月までモデル事業を実施する。

チケット販売実績17%増

 ◇「あおもりバル街vol.4」について=今回は平成27年度末予定の北海道新幹線開業を見据え、青森、函館(函館西部地区バル街)の両バル街の連携強化を目的に、函館側が9月5日、青森が同6日と連続して開催。両会場ともに青函連携のセレモニーを行い、「青函はしごバル」を演出した。会場は青森市中心市街地エリア内58店舗と特設会場「新町キューブ」「A-FACTORY」。チケット販売実績は前売り・当日券合わせて917部、前回実績17%増となり盛況だった。青森市タクシー協会の協力で実現したチケットのタクシー料金払い利用サービス実施も好評だった。
 ◇「創業スクール(地域創業促進支援事業)」について=創業希望者に対し、創業に必要な財務・税務等の基本的知識の習得やビジネスプランの作成支援を行う「創業スクール」事業を実施する。開催時期は9月20・27日、10月11・18・25日、11月1日の6回。開催場所は9月20日がアスパム、11月1日がホテル青森、その他はラ・プラス青い森で。時間は午前9時30分〜午後3時30分。最終日の11月1日は午前9時〜午後2時。創業スクール開催を前にした9月13日、ラ・プラス青い森で、創業者の成功事例や創業について考えるパネルディスカッションと創業スクールの概要を説明した「創業セミナー」を実施した。

東部地区「移動相談所」10月開設

 ◇「東部地区移動相談所の開設」について=当所の本年度第2回「移動相談所」を東部地区(栄町、浪打、港町、佃周辺地区)会員および商工業者を対象に10月27日、青森市スポーツ会館1階会議室に開設する。経営全般に係る相談窓口を設置するとともに日本政策金融公庫による個別金融特別相談会を併設する。また、会議所職員の巡回により、当所事業に反映させるための意見聴取と各種経営情報を提供する。窓口相談は午前10時から午後4時。金融相談会は午後1時から同3時。
 ◇函館商工会議所・青森商工会議所「第3回会員事業所パートナーシップ構築懇談会」について=9月26日、青森国際ホテルで開催。青函企業による「商品開発」「販路拡大」「技術提携」など経済連携を促すのが目的。函館側会員事業所が事業提案を行い、青森側事業所に対しプレゼンテーションを行った=詳細は記事参照。
 ◇「議員職務執行者の変更」=川口亨氏(津軽海峡フェリー株式会社青森支店長)

[協議事項]

 ◇参与の委嘱替え=陸上自衛隊第9師団長・山崎幸二氏
 ◇新入会員=個人5件20口、法人5件30口、計10件50口を承認。

山口日銀支店長が講話

 青森商工会議所議員懇談会が9月19日、青森国際ホテルで開かれ、山口智之日本銀行青森支店長が「日本経済・青森県経済の最近の動向について」と題して講話した。世界経済の動向から日本経済と本県経済の行方について読み解いた。山口氏は今年6月、前任地の大阪支店営業課長から青森支店長に就任した。


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