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初の「青森市との重点要望等に関する懇談会」を開催

市と情報共有、魅力ある街づくり実現へ

会議所10部会長が要望内容を説明

 青森商工会議所(若井敬一郎会頭)は7月22日、ホテル青森で初の「青森市との重点要望等に関する懇談会」を開催。若井会頭が会議所10部会の要望事項を踏まえ取りまとめた「地域経済活性化対策の推進についての要望書」を鹿内博市長に手渡した。懇談会では、各部会長が要望事項を説明し、市側の回答を求めた。鹿内市長は「要望をしっかりと精査し、施策に反映したい」と答えた。
 懇談会には会頭、副会頭はじめ10部会長、市側からは市長、加賀谷久輝副市長ほか市民政策部、都市整備部、経済部の担当部長ら合わせて21人が出席した。
 若井会頭が「互いに情報を共有し、共に課題に取り組むことが重要。一歩踏み込んだ、活発で有意義な懇談を期待する」、鹿内市長が「市と商工会議所が手を携え、活力ある青森市実現に向け意見を交わしたい」と、それぞれあいさつした。
 懇談会では、活力と魅力あふれる新時代に向けた街づくりを推進するための要望を市側に提示。業務流通商業部会は「市新総合計画の基本構想に基づく街づくり」、生活商業部会は「第2期中心市街地活性化基本計画の推進」について発言したのに続き、金融不動産部会の「少子高齢化の著しい現状を踏まえ、30年後を見据えた官民学金連携によるダイナミックな都市づくりの推進」、観光サービス部会の「MICEの誘致・開催に対する支援」−など、会議所会員約3,000事業所が所属する10部会長が要望内容の実現を訴えた。
 これに対し、市側は「青森駅を中心としたまちづくりについて、今後、関係者との合意形成が図られた後、協定を締結し、事業に着手したい」、「市総合計画の後期計画策定にあたっては、会議所に委員として参画いただくことを想定」、「就労世代の人口減抑制や域外大学生の定住促進のため、市の魅力を効果的に情報発信する」、「商店街の賑い空間創出のためにも空き店舗対策に力を入れる」、「スポーツ・コンベンションの誘致促進を支援する」などと答えた。
 意見交換では石田、倉橋、奈良、西の4副会頭が経済政策、少子高齢化対策、観光振興、情報化推進、街づくり等について発言した。鹿内市長は今後市役所内に立ち上げる予定の「成長戦略本部」に関連して、「経済も行政も市民もそしてまちも皆が成長しないと地域は生き残れない。皆で知恵を出し合いたい」と答えた。
 青森商工会議所はこれまで、「市長を囲む議員懇談会」の席で市への要望を行ってきたが、要望に対する市の考え方を直接聞くために、本懇談会を初めて開いた。
 最後に若井会頭が「今回を契機に、今後も市とさまざまな形で懇談を重ね、青森市発展のため諸課題についてスピーディーに取り組んでいきたい」と総括した。


要望実現に向け市側と意見交換した懇談会

鹿内市長に要望書を手渡した若井会頭(左)

 


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