特 集


第8回津軽三味線日本一決定戦

頂点目指し、技の極みを披露

須貝さん(仙台市)8代チャンピオン


 「日本一の部」で優勝した須貝さん

会場包む迫力の音色
 津軽三味線ファンを魅了

 全国の津軽三味線奏者が腕を競い、真の日本一を決定する第8回「津軽三味線日本一決定戦」が5月3、4日の二日間、青森市のリンクステーションホール青森(青森市文化会館)で行われた。個人の部最高賞の「日本一の部」で、仙台市の須貝麻由さん(16)が優勝した。女性の優勝者は昨年大会に続いて二人目。
 津軽三味線日本一決定戦実行委員会・青森市教育委員会など主催、県、青森商工会議所などが後援した大会には、全国から個人、団体合わせて約250人が参加。初日はシニア(60歳以上)をはじめ、三味線経験年数による部門ごとに分かれ腕前を競い、最終日はジュニアの部、団体の部のほか、「日本一の部」が行われた。
 「曲弾き演奏」と「唄づけ伴奏」の総合点を競う「日本一の部」には20人が出場。「曲弾き」「唄づけ」ともに高度な技が要求されるだけに演奏者は真剣そのもの。頂点目指して、日ごろ鍛えた技の極みを存分に発揮していた。栄冠に輝いた須貝さんは「まさか優勝するなんて思わなかった。これを機にもっと精進したい」と喜びを語った。
 雄大な響きと繊細な旋律が会場を包み、大勢の津軽三味線ファンを魅了した。

第8回津軽三味線日本一決定戦成績

◇日本一の部(唄づけと曲弾きの総合競技)
 優 勝  須貝 麻由(宮城県仙台市)

◇A級男性の部(経験5年以上)
 優 勝  千葉 楽斗(北海道旭川市)

◇A級女性の部(経験5年以上)
 優 勝  齋藤 沙希(青森県弘前市)

◇シニアの部(60歳以上)
 優 勝  西山 恵子(兵庫県神戸市)

◇B級の部(経験5年未満)
 優 勝  高橋 勇弥(宮城県塩釜市)

◇C級の部(経験3年以下)
 優 勝  湊  萃佳(北海道札幌市)

◇ジュニアの部(15歳以下)
 優 勝  牧野 太紀(静岡県藤士市)

◇団体りんごの部(3人以上10人まで)
 優 勝  三絃小田島流(宮城県仙台市)

◇団体ねぶたの部(11人以上)
 優 勝  二代目佐藤俊彦三絃会(北海道札幌市)


雄大な響きと繊細な旋律がファンを魅了した「団体ねぶたの部」の演奏

決定!津軽三味線日本一「津軽文化の夕べ」


三味線奏者100人による大合奏。観衆の魂を揺さぶった

圧巻!津軽三味線100人大合奏

歴代大会優勝者による日本一競演


 歴代日本一奏者が競演

  決定!津軽三味線日本一「津軽文化の夕べ」が5月4日夜、青森市のリンクステーションホール青森(青森市文化会館)で行われた。歴代の日本一奏者と今大会の優勝者による演奏をはじめ、数々の大会で受賞歴のある民謡歌手が一堂に会し、津軽三味線と津軽民謡の競演を繰り広げ、会場を埋めた聴衆を魅了した。

 圧巻は「津軽三味線100人大合奏」。腹の底に届く三味線の音色は、奏者100人の同時演奏により、一層雄大な音が会場に響き渡り迫力そのもの。観衆の魂を揺さぶり感動の渦に巻き込んだ。

 歴代日本一奏者の競演では、藤井黎元さん(第6回)、土生みさおさん(第7回)と今大会の覇者須貝麻由さんの三人が三者三様の華麗なバチさばきを披露した。

 ステージ上には青森三大ねぶたのミニ山車が展示され、青森菱友会囃子方によるねぶた囃子演奏がステージを盛り上げた。女性初のねぶた師北村麻子さんと新人ねぶた師立田龍宝さんによる「ねぶた師トークバトル」も行われた。

 同イベントは、クラブツーリズム株式会社の特別協賛企画にも組み込まれ、会場には県外からの観光客の姿も多く見られた。

 「津軽文化の夕べ」は、「津軽三味線日本一決定戦」の後夜祭企画として昨年初めて実施、好評を得た。会場に詰め掛けた観客らは、三味線と民謡の競演に触れ、津軽文化の醍醐味を存分に楽しんでいた。


第9回AOMORI春フェスティバル


大型ねぶたを背にフィナーレを飾った、よさこい「総踊り」。エネルギーを爆発させた

あふれる躍動。演舞華やか

「ねぶた」「よさこい」など競演

 「ねぶた」と「よさこい」などが競演する「第9回AOMORI春フェスティバル」(青森商工会議所などでつくる実行委員会主催)が5月4、5日、青森市の中心市街地で開催。大勢の見物客が大型連休中のビッグイベントを楽しんだ。

 昨年は一日だけの開催だったが、今年は春フェス人気をさらに盛り上げようと、前夜祭を実施。4日午後4時からアスパム前に「ねぶた」「よさこい」「ベリーダンス」が集結、気勢を挙げた。

 本番の5日は新町通り、昭和通りなど5会場で多彩なイベントを展開。大型ねぶたは、昨年市長賞を受賞した竹浪比呂央さんの「八犬伝 円塚山 火遁の術 道節と荘助」が出陣。県内外28チーム、630人が参加したよさこいは、各チームが個性あふれる迫力の演舞を披露。あでやかな衣装に身を包み、独特の振り付けのベリーダンスも観衆を魅了した。

 県内の「ゆるキャラ」が市民と触れ合いイベントを盛り上げたほか、「ねぶた囃子体験」や「地産地消食堂」などが人気を集めていた。


 県内から集まった「ゆるキャラ」も登場。
沿道の観客に愛きょうをふりまいた


 アスパム西駐車場で行われた前夜祭。
華やかなベリーダンスは観客を魅了



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