会議所とともに


「まちづくり講演会」
(主催:青森県商工会議所連合会・青森市中心市街地活性化協議会)

「歌舞伎座」設計・隈さん 震災後の建築観語る

コンパクトシティは時代の要請 青森市にエール


「場所の力」をテーマに講演する隈さん

 歌舞伎座(東京都)やシティホールプラザ「アオーレ長岡」(新潟県長岡市)などを設計した建築家・隈研吾さんが8月24日、青森市の国際ホテルで開かれた「まちづくり講演会」で講演した。隈さんは東日本大震災について触れ、「強さと大きさを兼ね備えたコンクリート建築は自然の脅威の前にひとたまりもなかった。災害を教訓にしたい」と述べ、震災後の建築観などについて語った。
 同講演会は、青森県商工会議所連合会と青森市中心市街地活性化協議会が主催した。
 日本建築学会賞、アメリカ建築家協会ベネディクタス賞など多数の賞を受賞している建築新時代の旗手である隈さんは、手掛けた建築の数々をスライドで紹介。地元産の木製パネルでモザイク状に外壁を覆う独自の設計について「地元の素材を生かし、街や自然と人間が調和する建物を目指している」と話した。今年4月オープンした歌舞伎座は「芝居小屋があった町の祝祭性を復活させようと考えた」と語った。
 「場所の力」をテーマに講演した隈さんは「国内外を問わず、都市づくりの歴史は地震や大火など災害を契機に変化してきた」と指摘。「東日本大震災は街づくりの考え方を改めるきっかけになるのでは。少子高齢化時代のリーダーとなるのは大都市ではなくコンパクトシティ。青森市はコンパクトシティの老舗として輝いてほしい」と結んだ。
 講演会の前半は夏目健夫経済産業省中心市街地活性化室長が「中心市街地の再活性化に向けて」と題して講演した。夏目室長は「コンパクトシティを目指す青森市の試みは市街地活性化策の手本となる。国は民間が力を発揮しやすいような制度・仕組みづくりを支援する」と語った。
 会場は大勢の聴衆が詰め掛け、世界が認める建築家の独特の仕事ぶりに理解を深め、中心市街地活性化策の手法について熱心に学んでいた。

青森商工会議所創立120周年記念フォーラム開催について

 当所は明治26年10月の設立認可以来、本年で創立120年を迎えることになりました。
 これも偏に永年にわたる会員皆様の厚いご支援・ご協力の賜と深く御礼申し上げます。
 当所では創立120周年を記念して、本市商工業のあるべき将来像について考える機会とするため、記念フォーラムを下記により開催することといたしました。申込み等の詳細につきましては次月号(10月号)にて、ご案内させて頂きますので、是非ご参加ください。
                  記
  ●日 時  平成25年10月24日(木) 午後1時〜午後3時30分
  ●場 所  ホテル青森3階孔雀西の間
  ●テーマ  「魅力ある街・青森の力・更なる躍進」
         第1部 記念講演  第2部 パネルディスカッション
  ※当日は記念式典・祝賀会等も開催する予定となっております。
お問合せは 経営相談課まで TEL 017-734-1311 FAX 017-775-3567


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