特 集


中京圏との交流推進事業
~~~ 1月30・31日実施 ~~~

県内商工会議所会頭らで構成「ミッション団」

県経済界トップらが愛知県と意見交換、本県の魅力PR

 愛知県商工会議所連合会、FDAなどを訪問

観光、ビジネスなど中京圏との経済交流活性化へ

中京圏の経済団体・企業、マスコミ等へのトップセールス実施
●愛知県商工会議所連合会
●一般社団法人中部経済連合会
●株式会社フジドリームエアラインズ
●株式会社中日新聞社
●日本ガイシ株式会社
●トヨタ自動車株式会社

旅行会社に対する青森旅行商品造成のためのセールス実施
●クラブツーリズム㈱名古屋国内旅行センター
●㈱JTB中部メディア販売事業部
●㈱ジェイティービー中部国内商品事業部
●㈱阪急交通社
●中日ツアーズ(中日企業㈱)
●㈱日本旅行
●近畿日本ツーリスト個人旅行㈱
●名鉄観光サービス㈱


フジドリームエアラインズと意見交換を行った

中部経済連合会との懇談会

愛知県商工会議所連合会との交流会で
歓迎のあいさつをする髙橋会長

JTB中部に対するプレゼンテーション

日本ガイシ㈱では同社の事業について
説明を受けた

中日ツアーズでのプレゼンテーション

 「フジドリームエアラインズ」(静岡市、FDA)青森・名古屋線は就航2年目となる今年7月から一日2便から3便に増便される。同路線の拡充は本県と中部経済圏の経済交流を一段と促進させ、観光、ビジネス面での経済効果を期待する動きが活発化してきている。青森商工会議所はじめ県内各商工会議所も中部圏域との交流に熱い視線を注いでいる。1月30、31日の両日、青森県商工会議所連合会および県、関係団体トップらで組織する「中京圏との交流推進事業ミッション団」(団長・林光男同連合会長)はFDAを利用し愛知県を訪問。一行は愛知県商工会議所連合会、中部経済連合会、FDAなど中京圏の経済団体・企業と意見交換を行い、交流を深めた。

◇◇◇

 交流は和やかに始まった。訪問初日の30日、FDA名古屋空港事務所では、林団長が「7月から青森線が3便に増便されるのを歓迎したい」とあいさつ。これに対し、FDAの須川恒次専務取締役が「青森空港の高機能計器着陸装置に対応した新型機を今年6月と来年3月に投入する」と応じた。

 FDA就航から2年目。冬場の低搭乗率など現状と将来への課題は見えてきている。搭乗率アップに向け、青森、名古屋双方が冬の観光魅力を掘り起こし、互いに発信していくことなども話し合った。今夏からの増便体制と新型機投入で就航率向上への追い風となり、利用客確保につながると期待がかかる。

 名古屋商工会議所で行われた愛知県商工会議所連合会との懇談会では、一行は熱い歓迎を受けた。林団長が「自然が豊富な青森、ものづくりに定評のある中部圏がそれぞれ特性を生かした交流を進めたい」と述べ、木村操名古屋商工会議所副会頭が「人と物の交流を活発化させたい」と語り、両経済圏域のきずなをより一層深めることを確認した。

 また、夕方からの交流会には愛知県連合会髙橋会長も出席し、ミッション団の訪問を歓迎した。成瀬哲夫小牧商工会議所会頭はトヨタ東日本工場が宮城県に設立されたことに触れ、「愛知経済界では東北への関心が高まっている」と話した。

 31日は日本ガイシ株式会社、中部経済連合会、トヨタ自動車株式会社、株式会社中日新聞社、大手旅行代理店などを相次いで訪問した。

 電力関連機器やセラミックなどの製造を手掛ける日本ガイシ本社では、吉村亜東司取締役常務執行役員が同社の事業について説明。「弊社のNAS電池を六ヶ所村の二又風力発電所に納入しており、国内外からも注目されている」と話し、本県と電力エネルギー事情の将来性についての関わりに言及した。

 JTB、日本旅行、名鉄観光、中日ツアーズなど大手旅行代理店では、FDAを活用した新たな観光商品の造成や観光情報提供の充実などあらゆる場面で観光需要の創出を図ることなどを提案、支援を要請した。3月に実施予定のFDAを利用した「青森ファムツアー」の参加依頼も行った。

 中日新聞社では大島宏彦最高顧問、小出宣昭社長と懇談。林団長らが青森の魅力についてPRしたのに対し、小出社長は「東北の良さを名古屋の人に知ってもらえるよう、大いに宣伝します」と答え、観光やビジネスによる交流促進を支援することを約束した。

 FDA就航により、本県と日本最大の工業集積地である中部圏域と結ばれるメリットは大きい。同路線の充実運航は自動車、エネルギー関連など産業・観光面での飛躍につながり本県経済の活性化への期待が膨らんでいる。


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