特 集


2012 青森ねぶた祭8月2日-7日

迫力の大型ねぶた22台出陣―勇壮絢爛

被災地に元気を発信

 日本の火祭り「2012青森ねぶた祭」は8月2日開幕する。7日までの期間中、迫力の大型ねぶた22台が出陣、勇壮な囃子に合わせ跳人(ハネト)が乱舞、みちのくの短い夏を熱く焦がす。
 運行コースは従来通り、柳町通りと新町通り。初日の2日から6日までの運行は、今年も一斉スタート・解散となる。運行コース全体にねぶたを待機、午後7時10分の号砲を合図に一斉スタート、同9時に一斉運行終了となる。
 最終日7日の昼夜運行は従来の「吹き流し」方式での運行となり、午後1時本町のローソン(あおしんビル)がスタート地点となる。
 8月1日は青い海公園特設ステージで前夜祭が開催されるほか、浅虫海浜公園を会場に恒例の浅虫温泉花火大会がある。
 最終日夜は青森港で第58回青森花火大会が催される中、ねぶたの海上運行があり、ねぶたと花火の華麗な競演が演出される。
 昨年の青森ねぶた祭は、「がんばろう東北!いっしょに青森」をテーマに震災復興を祈念して行われたが、今年も引き続き、復旧・復興に向け頑張る被災地に元気を発信する。

ねぶた祭日程

◇7月31日(火)
 ▷お祭広場  ・午後7時~午後8時30分頃  ・会場/新町通り 他
◇8月1日(水)
 ▷前夜祭  ・午後6時~午後9時頃  ・会場/ラッセランド(青い海公園)特設ステージ
 ▷第64回浅虫温泉花火大会  ・午後7時~午後8時40分頃  ・会場/浅虫海浜公園
◇2日(木)・3日(金)
 ▷子供ねぶた・大型ねぶたの合同運行  ・午後7時10分~午後9時
◇4日(土)~6日(月)
 ▷大型ねぶたの連合運行  ・午後7時10分~午後9時
◇7日(火)
 ▷大型ねぶたの連合運行  ・午後1時~午後3時
 ▷第58回青森花火大会  ・午後7時15分~午後9時頃・会場/青森港
 ▷海上運行  ・午後7時15分~午後9時頃  ・会場/青森港

平成24年度大型ねぶた一覧表

No. 団 体 名 ね ぶ た 題 名 制作者
1 青森市役所ねぶた実行委員会 牛若丸(うしわかまる)と大天狗(おおてんぐ) 外崎 白鴻
2 サンロード青森 奥州平泉(おうしゅうひらいずみ)の栄華(えいが) 阿弖流為(あてるい)と清衡(きよひら) 千葉 作龍
3 青森県板金工業組合 イザナキ火(ひ)の神(かみ)を討(う)つ 北村 蓮明
4 県庁ねぶた実行委員会 越後(えちご)の虎(とら) 上杉謙信(うえすぎけんしん) 大白 我鴻
5 東北電力ねぶた愛好会 南光坊(なんこうぼう) 天海(てんかい) 穐元 和生
6 青森市PTA連合会 羅生門(らしょうもん) 内山 龍星
7 公益社団法人青森青年会議所 激戦(げきせん)・川中島(かわなかじま) 内山 龍星
8 JRねぶた実行プロジェクト 東北(とうほく)の雄(ゆう) 阿弖流為(あてるい) 竹浪比呂央
9 あおもり市民ねぶた実行委員会 琢鹿(たくろく)の戦(たたか)い 北村 麻子
10 日立連合ねぶた委員会 為朝(ためとも)の武威(ぶい) 痘鬼神(とうきじん)を退(しりぞ)く 北村 蓮明
11 青森菱友会 羅漢(らかん) 竹浪比呂央
12 ヤマト運輸ねぶた実行委員会 美盾八競(みたてはっけい) 晴嵐(せいらん) 宮本武蔵(みやもとむさし) 北村  隆
13 日本通運ねぶた実行委員会 聖徳太子(しょうとくたいし)と酔胡王(すいこおう) 柳谷 優浩
14 消防第二分団ねぶた会・アサヒビール 津軽富士見湖伝説(つがるふじみこでんせつ) 鶴(つる)の舞橋(まいはし) 千葉 作龍
15 ねぶた愛好会 剛勇(ごうゆう) 鬼加賀(おにかが) 諏訪  慎
16 マルハニチロ侫武多会 金剛力士破邪(こんごうりきしはじゃ) 竹浪比呂央
17 青森山田学園 卑弥呼(ひみこ)と狗奴国(くなこく)の戦(たたか)い 北村  隆
18 NTTグループねぶた 弁慶(べんけい)の祈(いの)り 北村 春一
19 パナソニックねぶた会 布引(ぬのびき)の滝(たき) 悪源太義平(あくげんたよしひら) 北村 蓮明
20 に組・東芝 源頼政(みなもとよりまさ) 鵺退治(ぬえたいじ) 北村  隆
21 私たちのねぶた自主製作実行委員会 義経北行伝説(よしつねほっこうでんせつ) 龍馬渡海(りゅうばとかい) 相馬寿朗と私たち一同
22 青森自衛隊ねぶた協賛会 鉢木(はちのき) 有賀 義弘


運行は今年も一斉スタート・解散

初代ミスター跳人 野 澤  俊 さん

 今年のねぶた祭では、過去の「ミスハネト」の男性版「ミスター跳人(はねと)」が登場、ねぶた祭を盛り上げる。6月24日に「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で行われた初のコンテストには、男性13人が跳ねの技を競った。はやしに合わせ跳ねる高さや個性の光る動きなど演技を披露。審査の結果、野澤俊さんが初代ミスター跳人に選ばれた。

車両の
交 通
規 制
運行コースエリア内は車両の出入りはできません
8月2日~6日
 18:30頃~21:30頃
※運行時間は19:10~21:00
8月7日 12:50頃~15:00頃
※運行時間は13:00~15:00頃
※ねぶた運行後は順次規制解除となります

ミスねぶたグランプリ 菊池夏希さん

 「2012ミスねぶたコンテスト」は6月23日、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で行われ、まつりに華を添える平成24年度のミスねぶたグランプリに青森市の菊池夏希さん(25)=中央=、ミスねぶたには同市の奈良岡利佳さん(28)=左=と同市出身で川崎市在住の新岡ほのみさん(21)が選ばれた。



台湾航空会社の青森路線への新規参入に期待

ミッション団訪台報告

台湾最大の“国際旅行見本市”でPR


出発式であいさつする三村知事

 青森-台湾便のチャーター便を増やし、台湾からの観光客誘致を図ろうと、三村申吾知事をトップにしたミッション団が5月23日から26日までの日程で台湾を訪れた。6月号情報ピックアップ欄でも取り上げたが、今号では詳報を報告する。

 ミッション団は知事のほか、青森市、弘前市、青森商工会議所、観光事業者ら約70人で構成。一行は、23日午後、24年度最初の青森・台北(桃園)チャーター便を利用して台北入りした。
 台湾市場は、訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン)の重点市場として位置付けられ、昨年の訪日旅行者数は、韓国、中国に次いで3位となる約126万人が日本を訪れている。
 台湾観光客の誘客は、平成23年11月に改定された日台航空協定(オープンスカイ)も追い風になっている。航空会社による航空路線の柔軟な運航が可能となり、本県側にとっては、東日本大震災以降、減少傾向にあった海外からの観光客回復に期待がかかっているからだ。
 24日は、台湾の航空会社4社を訪問。最初に訪れたのは、エバー航空台北支店。今回、ミッション団一行が利用したのが同社のチャーター便。三村知事が今年1月に同航空日本支社を訪問した際、チャーター要請したのが実現した。
 三村知事は、「航空自由化により、台湾と青森の交流が深まり、観光、ビジネス面での交流がより一層促進されることを期待します」と話し、台湾航空会社の青森路線の新規参入に期待感を表明した。一行はこの後も中華航空、JAL台湾支店、復興航空などを精力的に回り、台湾側の日本の地方空港への定期便化へ向けた動きを探ったほか、秋・冬のチャーター便運航や単発ではなく、まとまった本数を連続して運航させる「プログラムチャーター便」の運航を要請した。


青森市をセールスする加賀谷副市長

エバー航空チャーター機材

 25日は、台北市の台北世界貿易ビルで開幕した「2012台北国際観光博覧会」にPRブースを出展、観光プロモーションを行った。同博覧会は、今年で20回目を数え、毎回、世界の約60の国・地域から参加、会期中、約20万人の来場者が訪れるという台湾最大の“国際旅行見本市”だ。初日から5、6万人が訪れるにぎわいを見せ、華やいだ雰囲気の中、開幕式では三村知事がテープカットした。


商談会でのセールス

 ミッション団に参加した観光事業者らは、台湾の旅行会社との商談会にも複数回臨み、台湾の観光業者に青森の魅力を伝え、青森を宿泊先とする観光商品の造成を果敢に積極PRした。
 一行は、台湾のテレビ局(民視電視)や㈶交流協会台北事務所、外交部亜東関係協会などの台湾政府機関も訪れ、観光客誘致のほか、県産リンゴの輸出促進を図るなど本県の知名度、認知度アップに向け大いにアピールした。
 台湾からの青森空港へのチャーター便は、リーマン・ショック後の景気低迷や円高、東日本大震災などが影響し、2007年度の計81便をピークに年々減少。2011年度は計8便にとどまっている。
 一行は強行日程の中、チャーター便の誘致と提携旅行エージェントへの商品造成を働き掛け、手ごたえを感じながら精力的なセールス展開を終えた。


雄獅旅行社でのセールス

2012台北国際観光博覧会

 

青森・ソウル線利用 促進ミッション団

 青森・ソウル線利用促進を図る「ミッション団」が5月30日から6月1日まで二泊三日の日程で韓国の大韓航空本社を訪れ、青森・ソウル線の週4便体制の維持安定を要請した。
 ミッション団は、三村申吾県知事、蛯名正樹弘前副市長、笹垣正弘県観光連盟理事長、村井昇平青森商工会議所常務理事など約15人で構成。
 大韓航空本社では、三村知事が智昌薫(チ・チャンフン)総括社長に大韓航空の青森路線利用促進を強く要望した。
 ミッション団一行は韓進観光、ロッテ観光など韓国の主要観光会社も訪問、本県への韓国観光客誘客の支援要請を行った。
 友好交流協定を結んでいる済州特別自治道では、開催されていた「第7回済州フォーラム」に参加、青森の魅力アップをPR、情報発信を行った。


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