特 集


華やかな衣装に身を包んだ「ベリーダンス」 シートをかけての出陣となった「ねぶた」
を背に乱舞するよさこいチーム

元気に"春フェス"開催

多彩なイベントに市民笑顔

ねぶた 競演、躍動 よさこい

 大型連休のビッグイベントに定着した「第7回AOMORI春フェスティバル」(AOMORI春フェスティバル実行委員会主催)が5月4、5の両日、青森市中心街を会場に開催。メーン会場の新町通りには大型ねぶたが出陣、よさこいとの迫力ある競演で沿道を埋めた大勢の観客を沸かせた。フェスティバルには多くの学生ボランティアが参加、祭りの成功を支えた。
 昨年は未曾有の震災による地元経済への影響を配慮して、会期を一日に短縮して行われたが、今年は例年通り二日間の開催となった。
 初日4日は、朝から降り続いた雨が祭り開幕に合わせるように小降りになり、午後4時すぎオープニングパレードがスタート。アラブ文化圏が発祥といわれる「ベリーダンス」がパレードの先陣を切り、華やかな衣装に身を包んだダンサー約50人が音楽に合わせて腰や手を振る独特の振り付けで観客を魅了した。
 続いて、函館、花巻、大館、千葉県松戸市など県内外から参加したよさこいチーム27組、総勢約7百人がねぶた囃子(ばやし)のリズムに合わせ威勢のいい掛け声とともに躍動、ねぶた「韋駄天(いだてん)」を先導した。雨の影響で花冷えとなったが、よさこいチームによるパワーあふれる演舞で会場は熱気に包まれた。
 祭りは新町通りのほか、昭和通り、柳町通り、青森駅前公園の会場でも繰り広げられ、各会場ではミニライブ、ファッションショー、ねぶた囃子体験などが行われた。パサージュ広場では高校生有志劇団による演劇が注目を集めたほか、新町会場では福島、宮城、岩手県などが参加した「震災復興応援物産会」や地産地消食堂が道行く市民の人気を集めていた。

躍動感あふれる「よさこい踊り」 人気の「震災復興応援物産会」

第6回 津軽三味線日本一決定戦

藤井黎元さん (東京都)優勝

自慢の腕前競う

 全国の津軽三味線奏者が腕を競い、真の日本一を決定する第6回「津軽三味線日本一決定戦」が5月3、4日の二日間、青森市のリンクステーションホール青森(青森市文化会館)で行われた。個人の部最高賞の「日本一の部」で、東京都の大学3年生、藤井黎元さん(20)が円熟した演奏で優勝した。参加者らは自慢の華麗なバチさばきを披露、同ホールを埋めた聴衆を魅了した。
 津軽三味線日本一決定戦実行委員会など主催、県、市、青森商工会議所などが後援した大会には、北海道から九州まで全国から128人が参加。個人7部門、団体2部門で腕前を競った。
 中でも制限時間内での独奏「曲弾き」と民謡の伴奏「唄づけ」の総合点を競う「日本一の部」には18人が出場。「曲弾き」「唄づけ」ともに高得点クリアが条件の同部門出場者らはハイレベルな演奏を展開、藤井さんが4度目の挑戦で見事、栄冠に輝いた。
 藤井さんは「ようやくゴールにたどり着きました。これからも精進したい」と喜びを語った。
 会場には、大勢の津軽三味線ファンが詰め掛け、迫力ある三味線の音色を響かせる奏者に盛んに拍手を送っていた。


会場には迫力ある三味線の音色が響いた


「日本一の部」で優勝した藤井黎元さん(東京都)

各部の上位入賞者

[日本一の部]@藤井黎元(東京都)A矢吹和之(東京都)B土生みさお(千葉県)Cおもだか秋子(埼玉県)D白藤ひかり(東京都)
[団体りんごの部]@孝山会(北海道)A石黒会(北海道)B青森県立保健大学津軽三味線サークル(青森県)
[団体ねぶたの部]@二代目佐藤俊彦三絃会(北海道)AWADACHI『轍』(青森県)B民芸衆団奏鳴曲(静岡県)
[A級男性の部]@菅野優斗(北海道)A神山英徳(東京都)B山下一幸(島根県)
[A級女性の部]@須貝麻由(宮城県)A本田恵美子(宮城県)B木田亜矢(新潟県)
[B級の部]@森彩花(茨城県)A佐々木忍弥(北海道)B佐久間翔太(愛知県)
[C級の部]@田中風真(愛知県)A葛西柊人(北海道)B水野真友子(愛知県)
[ジュニアの部]@菅野琴音(北海道)A駒田早代(三重県)B牧野太紀(静岡県)
[シニアの部]@落合光枝(神奈川県)A渡辺安博(宮城県)B森口隆信(和歌山県)



トップへ つぎへ