特 集


1月7〜15日 東京ドーム

ふるさと祭り東京2012 1/7〜15 東京ドーム

東京ドームで行われた「ふるさと祭り東京2012」 期間中、約38万人が訪れた

湯けむり体験を演出

青森商工会議所が出展ブース

酸ケ湯温泉と共同実施

観光地青森に強い関心

 青森商工会議所は、1月7日から15日までの9日間、東京ドームで開催された「ふるさと祭り東京2012」
(主催・ふるさと祭り東京実行委員会)に参加、日本商工会議所が主管する特設会場にブースを出展した。
同ブースには酸ケ湯温泉の手湯桶が設置され、大勢の来場者が桶に手を入れ、湯けむり体験を楽しんで
いた。
 全国各地の代表的な祭りやご当地グルメを紹介しようというイベントには期間中、約38万人の来場者が訪
れ た。うち、当所を含む全国26の会議所が出展した特設会場「feel NIPPON エリア」にも、期間中、約3万
2千人が訪れる盛況ぶりだった。
 「旅と健康」をテーマにした観光商品開発に着眼した青森商議所のブース展開は、酸ケ湯温泉と共同実施
した。ブースには、温泉手湯桶設置のほか、酸ケ湯温泉はじめ浅虫および八甲田エリアの温泉施設を紹介
したチラシ、パンフレットを配布し、観光都市・青森を首都圏の来場者にPRした。
 青森ブースを訪れた来場者らは、手湯桶からわき上がる温泉の湯気と立ち込める硫黄の匂いに引き付け
られ、「温泉」「自然」「食」が豊かな青森観光に強い関心を寄せていた。

 今回の出展に伴い実施したモニタリング結果の概要は次の通りであった。
 まずブースへの立ち寄りの動機は、「青森県にゆかりがある」「青森への観光に興味がある」というものが多く、来訪経験者は帰省、スキー、桜、ねぶた祭、青森の自然・温泉・食、美術館などを主目的としている傾向が見られた。
 また、青森に対するイメージは「温泉」「自然」「食」の素晴らしさなどプラス面を挙げる傾向が強いが、「二次交通の不便さ」「寒さ」「遠さ」「移動費用や時間に見合う魅力のなさ」などのマイナスイメージも見られた。
 さらに「旅と健康」の紹介パネルでは八甲田のモデルコースに興味を持つ人が多く、共同出展の酸ヶ湯温泉については、認知度は高いが青森県にあるという認識が低い傾向が見られた。
 最後に、青森へは新幹線新青森駅開業により乗り換えの必要がなく、八甲田は青森市街から1時間程度であることの説明を受けて、また自然の素晴らしさを知ることで、青森への興味を高めた人が多く見られた。

商工会議所ブース
 手湯桶体験する女性

 

ふるさと祭り 出展報告

 今回の出展は、多くの収穫があった。
 会議所のブースを視察に訪れた企業・団体は、青森の観光に強い関心を見せる半面、二次交通などアクセスの問題に不満を持っている意見も聞かれた。マイナス面をどう解消し、青森の魅力アップにどうつなげるか。「旅と健康」をキーワードに来場者の観光ニーズを探り、観光調査を通して今後の観光課題、手がかりをつかむ絶好の機会となった。
 事業者(酸ケ湯)と共同でプロモーション活動を実施できたことも大きな意義があった。観光地・青森を売り込むための機会を事業者に紹介し、連携・共同して事業を推進することは会議所の役割の一つといえる。観光を地域産業として発展、振興させていくため、会議所や関係機関と広域的なネットワークを形成し、互いの優位性を生かしたプロモーションを一体となって進める戦略の必要性を強く感じた。



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