特 集

新幹線開業を契機に産業振興

2月3・4日 青森で全国観光振興大会


年頭所感 
青森商工会議所
会頭 林 光男


 新年明けましておめでとうございます。
 2011年新春を迎え、謹んで皆様にご挨拶を申し上げます。

 昨年を顧みますと、わが国経済は、最終需要の低迷が続く中、原油や原材料の高騰、さらには昨今の急激な円高などが追い討ちをかけ、景気の先行きは未だに不透明であり、期待される国の経済対策についても、政局の混迷などから一向に進展しない厳しい状況が続きました。

 この様な状況から、地方経済を取り巻く環境は、厳しさを増しており、売上不振や雇用情勢の悪化など、明るさの見出せない中、多くの会員事業所が懸命の経営努力を続け、企業の存続や地域振興にご努力されていることに、改めて敬意と感謝を申し上げるところでございます。

 さて、開業から約1ヵ月が経過しましたが、青森市民が待ちに待った東北新幹線が、昨年12月4日、新青森駅開業を迎えました。

 昭和47年の基本計画決定以来、実に38年の歳月をかけた東北新幹線の全線開業は、長年にわたる整備促進運動に総力を結集してまいりました、県をはじめとした行政、関係団体、そして、歴代会頭をはじめ会員事業所皆様のご努力の賜物であり、そのご労苦に敬意を表するとともに、心から御礼申し上げます。

 東北新幹線の全線開業は、本市のみならず本県経済活性化に向けた大きな起爆剤となるものと大いに期待しております。
 私たちは、これまで、新幹線開業効果を観光をはじめとした産業振興に活かすため、観光資源の整備充実やまちづくりなどの受入体制整備に取り組んでまいりました。

 新幹線開業はゴールではなく、新たなスタートです。
 東北新幹線全線開業を、本県経済活性化の千載一遇のチャンスとして開業効果を活かすため、商工会議所の果たす役割も更に大きくなりますので、会員皆様、そして市民皆様の理解を得ながら、行政や関係団体と一層の連携を図り、地域経済の振興発展に取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 青森商工会議所は様々な規模、業種の事業所で構成されている「地域総合経済団体」であります。

 本年も全国的には厳しい1年になると予想されておりますが、より明るい年とするために、開業した東北新幹線をはじめとした鉄路、空路、陸路などの交通拠点としての強みを大いに活用し、一日も早い景気回復と、新しい時代に対応した「街づくり」に取り組み、活力と魅力溢れる地域づくり推進のために、本年も努力して参ります。

 また、2月3・4日には、これまで準備を進めて参りました「平成22年度全国商工会議所観光振興大会in青森」を開催いたします。
 新幹線開業後、本市で行われる初の大規模なコンベンションであり、全国の商工会議所関係者約1,000名を冬の青森へお招きすることとなります。
 冬の青森の魅力を大いに全国へPRする絶好の機会であり、大会を成功裡に終了させ、今後の冬期間の交流人口拡大に向けた大会となることを願っております。

 最後になりますが、本年も商工会議所の事業運営に、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、2011年が会員・関係団体の皆様にとって、実り多い素晴らしい年となりますよう祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。


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