特 集

東京−新青森間 一日15往復に

JR東日本 東北新幹線ダイヤ発表

 JR東日本は9月7日、12月4日に全線開業する東北新幹線のダイヤを発表した。東京−新青森間の所要時間は最短3時間20分で、現行の東京−青森間を新幹線と特急を乗り継いだ場合に比べて39分短縮される。東京−新青森間の運行本数は現在の東京−八戸間と同じ1日15往復。仙台−新青森間、盛岡−新青森間も各1往復し、計17往復となる。八戸駅には全便停車し、新設の七戸十和田駅には12往復(東京便は10往復)停車する。
 新青森駅開業時には全便、現在の「はやて」を運行。東京−新青森間を3時間20分〜3時間51分で結び、平均所要時間は上り3時間34分、下り3時間31分となる。現行の東京−青森間は八戸乗り換えで最短3時間59分なので、大幅に短縮される。
 また、新青森から最速で八戸までは24分、盛岡までは53分と1時間以内で結ばれ、仙台までは1時間42分でつなぐ。
 「はやて」は現行と同じ10両編成で、基本的に上下線とも1時間に1本運行。新青森発、東京行きの始発は午前6時31分で、午前10時前には東京に到着。東京行きの最終は午後7時33分で、盛岡行きの最終が午後9時44分。東京発、新青森行きの始発は午前6時28分で、最終が午後8時4分となる。
 JRは、新青森駅に発着する新幹線17往復すべてに、弘前方面や北海道方面などへの接続列車(リレー列車)を整備する方針。リレー列車など在来線のダイヤや運賃、2011年3月に導入する新型車両「はやぶさ」のダイヤについては、できるだけ早期に発表する。
 県商工会議所連合会の林光男会長は、これまで要望してきた新青森駅から弘前方面、現青森駅方面のリレー列車の運行や、青い森鉄道の新青森駅乗り入れなど、新幹線に接続する鉄道やバスなどの二次交通の具体化に弾みがつくとコメントした。


新青森駅1階に「あおもり旬味館」

 JR東日本 青森駅北側施設の名称も発表


「あおもり旬味館」平面図

 東北新幹線新青森駅1階に開店予定の商業施設の名称が「あおもり旬味館」と決まった。JR盛岡支社が9月8日、発表した。また、青森駅北側に建設中の複合商業施設の名称も「A−FACTORY(エーファクトリー)」とすることが併せて発表された。
 旬味館という名称は、青森の旬の味、特産物を楽しんでもらおうとつけたという。同駅の高架下に位置し、面積は約1,700平方メートル。店舗面積は約1,080平方メートル。青森土産・特産品ゾーンや地産地消飲食ゾーンなどに分かれ、19店舗が出店予定という。イベント広場もある。
 リンゴをテーマにしたA−FACTORYは、地上2階建て、面積は約1,700平方メートル。県産リンゴを使った飲料などを加工・販売する「工房」と、県産食材を味わえる「市場」がある。
 両施設は、いずれも新青森駅開業と同じ今年12月4日オープンとなる。


開業100日前
 記念イベント


「開業100日前」ボードの除幕

新青森駅へ
  期待を込め



市民100人の大合唱


青森西高校チアリーダーの演技


 東北新幹線全線開業「100日前記念イベント」は8月26日、青森駅前の「アウガ」と同駅前公園で行われ、開業ムードを盛り上げた。
 第一部、アウガでの記念イベントは午後5時半、市民100人による大合唱で幕を開けた。曲は新青森駅開業応援ソング「一路青森。君は今・旅人」。親しみやすい歌詞と高らかな歌声に集まった市民からは大きな拍手が送られた。
 続いて行われたカウントダウンボードの除幕式。鹿内博市長、当所の林光男会頭らが「一路青森」の掛け声とともにボードの幕を外すと「開業まで100日」の文字が現れ、開業までの節目を祝うとともに次へのステップを確かめた。



開業PRに「はねとん」も登場

 開業応援活動の発表も行われた。市民のおもてなしサポーター「ラブあおもり」は、サポーターの登録人数が151人にまで増えたことなどを報告。新青森駅に近い市立沖館中3年生は6月に東京へ修学旅行に行った際、上野駅で新幹線開業PRを行ったこと、三内中の生徒たちは花笠ボランティア活動について報告し、市民からは「すごいね。頑張ってますね」などと感心する声が上がっていた。
 青森西高校のチアリーダー10人が見事な演技を見せ、同高校応援団の女子生徒13人が「青森に新しい風を起こす」と発声しながら大きな応援団旗を元気よく振って見せた。頼もしい応援に市長らも目を細めていた。
 第二部、青森駅前公園のイベントはねぶた囃子にのって開演。林会頭の「開業までの日数は3けたから2けた台へ。これからも開業日を目指して頑張りましょう」と挨拶。この後、浪岡中吹奏楽部の演奏や地元で芸能活動をしているささきまことさんのトークと歌を楽しんだ。


まえへ    トップへ     つぎへ