特 集

青森市が建設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」
来年1月5日オープン決定 現場見学会も開催



施設の外観を現わした「ワ・ラッセ」

施設の内部を見る見学者たち
 

 青森市では、今年12月4日に迫った東北新幹線全線開業を契機として、本市の駅と港とまちが隣接するという特性を活かした魅力づくりを進めている中、その中心的施設となる青森市文化観光交流施設「ねぶたの家ワ・ラッセ」のオープン日を来年1月5日と決定した。
 この「ワ・ラッセ」は、青森ねぶた祭の保存・伝承と、市民や観光客、ねぶた関係者などが交流できる施設として整備しているもので、7月現在の工事進捗率が約70%となったことから、施設開館後も市民に愛されるよう7月18日に市民向けの建設現場見学会を開催し、140名の市民が参加した。
 見学会では、施設の外観等についてラブリッジ側などから見学した後、建物1階の「エントランス」、「ショップ」、「レストラン」、2階の「展望ルーム」、「イベントホール」、「ねぶた歴史コーナー」などの各部屋を見学し、最後には施設の目玉となる「ねぶたホール」でそのスケールの大きさを体験した。
 参観者からは、「完成した施設に来てみたい」、「ねぶたが入ったところを観てみたい」、「壮大なスケールにびっくりした」など、完成を心待ちにしている声が寄せられた。


初の「青森ねぶたお祭広場」開く

 新幹線開業意識を盛り上げ


イベント会場で鹿内市長が挨拶

 青森ねぶた祭本番2日前の7月31日、青森市で、12月4日の東北新幹線全線開業へ向けて市民意識を盛り上げるプレイベント、ねぶたの「お祭広場」が開かれた。
 「青森ねぶたお祭広場」(青森ねぶた祭実行委員会)が主催した。今年制作された大型ねぶた22台と子どもねぶた17台を、祭り本番の運行コースとほぼ同じ中心市外地の八甲通り、新町通り、柳町通り、旧税務署通りに配置、展示した。
 午後7時、新町通りと柳町通り交差点のイベント会場で鹿内博市長が開会挨拶。号砲とともに各団体がねぶた囃子を一斉演奏し、はねとの乱舞や地元の小学生による創作ダンスなどが披露された。
 祭り会場には大勢の市民、観光客が詰め掛けた。揺れ動く“動”のねぶたと違い、路上に静止したねぶたをゆっくり歩きながら観賞したり、あるいはねぶたをバックに記念撮影する人などで賑わった。


観光客らを市民が“おもてなし”

 「ラブあおもり」活動スタート

 新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会(林光男実行委員長)は、12月4日の東北新幹線全線開業へ向け、県外から青森市を訪れる観光客を市民みんなの「おもてなし」の心で迎えようとサポーターを募集した。市民からは7月24日までに151人の参加申し込みがあり、これら申し込み者に対して同日、市民おもてなしボランティア「ラブあおもり」サポーターとして登録する証明書が手渡され、早速、市内のクリーンキャンペーンなど活動を始めた。
 この日、市役所で開かれたサポーター制度説明会には申込者のうち約50人の市民が出席。加賀谷久輝副市長から一人一人に、サポーター証明書とともに「LOVE AOMORI」のロゴが入ったキャップが手渡された。
 サポーターには、16歳の高校生から72歳の高齢者まで、職種も年代も幅広い男女が登録されたのが特徴。それぞれが「青森が大好き」という人たちで、加賀谷副市長も市民のおもてなし意識向上へ向けて率先して活躍してくることを喜んだ。
 一人一人の自己紹介では「新幹線が開業する12月4日は子どもの誕生日。その記念に何かしたいと思い、参加を決めた」という地元の主婦。また、県外出身の参加者は「今や青森は私にとって第二の古里。しっかり青森をサポートしたい」と抱負を述べた。
 各サポーターは、活動の際に配布されたキャップを着用。また、各自におもてなし市民カード(名刺)を持ってもらい、市外からの観光客や来訪者を観光施設等へ案内する際に利用する。
 また、自主的に周辺地域の清掃や花植えなどを行ってもらうほか、市街地で実施される大規模清掃活動やクリーンキュンペーンに参加、ねぶた祭でのPR活動、さらにおもてなしセミナーへの出席を予定している。 
 サポーターの活動期間は2012年(平成24年3月末)まで。参加希望など問合せは、実行委事務局がある青森市経済部新幹線開業対策課(電話 017−734−2319、FAX 017−734−5126)へ。


NTTがねぶた祭うちわ寄贈


目録を手渡す石川支店長(右)

 NTTドコモ東北青森支店の石川貴浩支店長が7月16日、青森商工会議所を訪れ、2010年の青森ねぶたを前にしてNTTグループが制作したねぶた絵のうちわ1,000本を寄贈した。
 毎年、青森ねぶたに大型ねぶたを出しているNTTグループ。今年も「奮戦・護良親王」(内山龍星作)を制作した。祭りに合わせてうちわも毎年制作し、関係する団体等に配布し喜ばれている。
 石川支店長はこの日、当所の中村明義専務理事と会い、うちわ1,000本寄贈の目録を手渡した。中村専務は「暑い日のねぶた見物にうちわは大変重宝します。ありがたく使わせていただきます」とお礼を述べた。

 


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