特 集

「青森ねぶた」大型22台出陣へ

 新幹線開業年 本番前に「お祭りひろば」も

1007ねぶた祭ポスター

 今年の青森ねぶた祭は、市民待望の東北新幹線新青森駅の“開業年”ということで、祭り2日前の7月31日、青森市が中心市街地にねぶたを配置して初の「お祭りひろば」を開く。
 「お祭りひろば」は、国内外から青森市を訪れる観光客がねぶたをじっくり観賞できる機会となる。ねぶたを通じて12月の新幹線全線開業をPRする効果も大きいと期待される。
 会場は新町通りを中心とした目抜き通り(安方と旧税務署通りの一部を含む)。大型ねぶたと子どもねぶた合わせて39台を配置、午後7時から1時間半にわたり観賞できるようにする。柳町交差点角にはイベント会場を設け、南北の通りに露店も配置する。
 本番のねぶた祭は、例年通り8月1日(日)は前夜祭。そして2日開幕となり、22台の大型ねぶたが出陣して7日まで実施される。


ミスねぶたグランプリに渡邊さん

 ねぶた祭に華を添える「ミスねぶたコンテスト」は6月20日開催された。審査の結果、平成22年のミスねぶたグランプリは青森市出身で東京在住の大学生・渡邊愛佳さん(23)=中央=、ミスねぶたは七戸町出身で東京在住の大学生・山本典子さん(22)=左=と、青森市浪岡在住の家事手伝い・鹿内智夏子さん(25)=右=が選ばれた。


今年も運行コースへねぶた配置、一斉スタート・解散

 8月2日〜6日の運行は、今年も一斉スタート・解散となるため、あらかじめ運行コースにまんべんなく配置され、午後7時10分の号砲を合図に一斉にスタートします。午後9時に一斉解散となります。8月7日の運行は、従来の「吹き流し」方式で運行し、本町のローソン(あおしんビル)を先頭に運行します。但し、運行時間内にねぶたが1周した場合は、その時点で終了となります。

運行コース

 

ねぶた祭日程

◇7月31日(土)
 お祭りひろば
  ・午後7時〜午後8時30分頃
  ・会場/新町通り 他
◇8月1日(日)
 前夜祭
  ・午後6時〜午後9時頃
  ・会場/ラッセランド(青い海公園)
      特設ステージ
 第61回浅虫温泉花火大会
  ・午後7時〜午後8時40分頃
  ・会場/浅虫海浜公園
◇2日(月)・3日(火)
 子供ねぶた・大型ねぶたの合同運行
  ・午後7時10分〜午後9時
◇4日(水)〜6日(金)
 大型ねぶたの連合運行
  ・午後7時10分〜午後9時
◇7日(土)
 大型ねぶたの連合運行
  ・午後1時〜午後3時
 第55回青森花火大会
  ・午後7時〜午後9時頃・会場/青森港
 海上運行
  ・午後7時15分〜午後9時頃・会場/青森港

車両の交通規制

運行コースエリア内は車両の出入りはできません。
8月2日〜6日 18:40頃〜21:20頃
※運行時間は19:10〜21:00
8月7日 12:50頃〜15:00頃
※運行時間は13:00〜15:00頃

※ねぶた運行後は順次規制解除となります。

平成22年度大型ねぶた一覧表

団 体 名
ね ぶ た 題 名
制作者
青森市役所ねぶた実行委員会 怪力蒼海公(かいりきそうかいこう)と秦の始皇帝(しんのしこうてい) 外崎 白鴻
サンロード青森 風待ち湊(かぜまちみなと)・深浦の残照(ふかうらのざんしょう) 千葉 作龍
NTTグループねぶた 奮戦(ふんせん)・護良親王(もりよししんのう) 内山 龍星
日本通運ねぶた実行委員会 天神菅原道真(てんじんすがわらのみちざね) 柳谷 優浩
青森県板金工業組合 勇猛の将(ゆうもうのしょう)・樊かい(はんかい) 北村 蓮明
マルハニチロ侫武多会 戻橋(もどりばし) 竹浪比呂央
青森山田学園 碁盤(ごばん) 忠信(ただのぶ) 北村  隆
JRねぶた実行プロジェクト 天孫降臨(てんそんこうりん) 猿田彦(さるたひこ) 竹浪比呂央
青森市PTA連合会 吉備津彦命(きびつひこのみこと)・温羅を退治じす(うらをたいじす) 内山 龍星
10
青森菱友会 阿倍比羅夫(あべのひらふ) 津軽深浦に立つ(つがるふかうらにたつ) 竹浪比呂央
11
消防第二分団ねぶた会・アサヒビール 地獄変(じごくへん) 千葉 作龍
12
県庁ねぶた実行委員会 安倍貞任(あべのさだとう)と八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ) 大白 我鴻
13
ねぶた愛好会 三国妖孤伝(さんごくようこでん) 諏訪  慎
14
私たちのねぶた自主製作実行委員会 赤倉山(あかぐらやま)の鬼神(おにがみ) 私たち一同
15
に組・東芝 豪勇(ごうゆう) 樊かい(はんかい) 北村  隆
16
あおもり市民ねぶた実行委員会 三国志演義(さんごくしえんぎ) 「呂布 と董卓(りょふととうたく)」 京野 和鴻
17
青森自衛隊ねぶた協賛会 平四郎(へいしろう)と血染めの下駄(ちぞめのげた) 有賀 義弘
18
パナソニックねぶた会 水滸伝(すいこでん) 混江竜(こんこうりゅう)・李俊(りしゅん) 北村 蓮明
19
東北電力ねぶた愛好会 奥州筆頭(おうしゅうひっとう)・独眼竜政宗(どくがんりゅうまさむね) 穐元 和生
20
日立連合ねぶた委員会 不動の剣(ふどうのけん)、義仲を救う(よしなかをすくう) 北村 蓮明
21
(社)青森青年会議所 津軽為信(つがるためのぶ) 出世の誉れ(しゅっせのほまれ) 内山 龍星
22
ヤマト運輸ねぶた実行委員会 海幸彦(うみさちひこ) 山幸彦(やまさちひこ) 北村  隆

「はやぶさ」青森乗り入れ

 試験走行 雄姿披露


新青森駅へ乗り入れた「はやぶさ」

 東北新幹線の新型車両「はやぶさ」が6月17日、八戸以北へ初めて乗り入れた。「はやぶさ」は12月4日の開業を前にしたテスト走行に合わせて、この日、新青森駅と七戸十和田駅で一般見学会を実施。県内外から訪れた見学者に鼻の長いあのスマートな車体を披露した。
 「はやぶさ」の人気は開業前から高かった。青森市の新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会が募集した新青森駅での一般見学会には定員500人に対して1,260余人の応募があり、2倍超の倍率。青森市民だけにとどまらず北海道や兵庫、愛知県などからも申込みがあった。
 抽選で選ばれた500人は、見学に訪れるのも早かった。新青森駅前で整備が進む公園の隣接地に設けられた第1駐車場は午前9時過ぎには満杯。「はやぶさ」の新青森駅到着予定時間より1時間余も早い。その後、第2駐車場に入る車もひっきりなしという状態だった。
 新青森駅の玄関口で鉄道・運輸機構発行の新幹線案内パンフレットをもらい駅構内に足を運ぶ見学者たち。「はやぶさ」が入線するホームに立つと、思い思いに車両が良く見える場所の確保や、あるいは移動してカメラの位置を決めようと忙しい。
 梅雨の曇り空の中、八戸駅から既に移動してきていた「はやぶさ」は、この日午前10時に七戸十和田駅を出発、新青森駅を目指した。10両編成、平均時速約120`で走行し、17分後、新青森駅ホームに滑り込むと、見学者からは「来た来た」の声。同時にカメラのシャッターを切る人の中からは「すごい!」「格好いいぞ!」などと少し興奮気味に話すカップル。新型車両をしっかり見せようと、連れてきた孫を肩車するお年寄りもいた。
 超人気の「はやぶさ」見学会は無事終了。見学者は帰り際、ほぼ完成した新駅構内もゆっくり見学。りんごを題材にした津軽塗りの壁の絵の前で記念写真を撮ったり、「あっ、ここが待合室か」などと言って、実際にいすに座って見たりするなど、参加者の多くが満足そうな表情で駅舎を後にした。
 「はやぶさ」はこの日、ホームの停車位置や高低差などを確認するため、鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR東日本が試験走行させた。今後9月まで速度向上試験などが予定されている。


「あと150日」高まる期待

 青森と浪岡で 節目祝う行事


青森駅前公園で行われたカウントダウンのイベント

 新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会(林光男実行委員長)は、12月4日の新幹線全線開業まで150日前に当たる7月7日、青森地区と浪岡地区でそれぞれカウントダウンの記念イベントを行った。
 青森地区の青森駅前公園には、午後2時からのイベント開始前から多数の市民が詰め掛けた。鹿内博市長と林実行委員長、JR青森駅副駅長がそれぞれ「新幹線開業まであと5ヵ月足らず。市民が一緒になって開業を迎え、その喜びを市の発展につなげられるよう頑張っていきましょう」と挨拶した。
 鹿内市長と林実行委員長、JR青森駅副駅長が市内の幼稚園の園児代表とともに「あと150日」と書かれた記念ボードを除幕。続いて青森民踊研究会の女性たちが「新幹線喜び音頭」を披露すると、見物する市民から大きな拍手が沸いた。
 7日の七夕にちなみ、参加した幼稚園や保育園の園児たちが短冊に「新幹線で東京タワーを見にいきたいな」「東京ディズニーランドへ遊びに行きたいな」などと願い事を書き、それを笹に飾りつけ目を輝かせていた。
 会場では、油川幼稚園の園児42人が元気いっぱいに「よさこいソーラン」を踊った。見物する市民には開業機運を盛り上げるための特製のうちわが配られた。
 一方、浪岡地区では、浪岡地区交流施設あぴねすで新幹線開業までの節目を祝うイベントを多数の住民が見守るなど、盛り上がった。


「はやぶさ」は格好いい!

 見学者が全国から

 全国各地から応募があった「はやぶさ」の見学会。抽選で選ばれた500人は、家族や友だち同士で、あるいは孫を連れて見学に訪れた祖父母の姿も多かった。
 そして実際に新型車両を目にした感想はというと「テレビや新聞で見て想像していた以上のスマートさ」「鼻がとても長く、いかにもスピード感にあふれる」などと概して好意的な感想。参加者のほとんどが満足気味の表情だった。
 新青森駅で参加者に話を聞いた。

●木村 理加さん(32)=青森市、会社員=
 子どもが新幹線が大好きなので、見学会があると知ってすぐ申込みました。運よく抽選で選ばれて、おばあちゃんと一緒に来たのですが、「はやぶさ」は想像していた以上にスマートだと感じました。国内最速の新幹線だというし、実際に乗ってみたいと思った人も多いんじゃないですか。

●村上 貴輝さん(40)=弘前市、会社員=
 テレビを見て見学会があることを知り、申し込んだのが締め切りの一日前でした。抽選で当たって本当に嬉しかった。実は来月、5歳と3歳になる子どもを連れて東京のディズニーランドへ行く予定で、今日はその下見に来たというか、これで新幹線に乗って旅をするという楽しみがますます膨らみました。

●三ケ田 信子さん(80)=青森市、無職=
 「はやぶさ」はこれまでも何度かテレビで見ているので、知っていたつもりでしたが、実際には想像していた以上にきれいという印象ですね。特に車両の鼻の長さが印象的です。東京まで3時間ちょっとの旅になるんですか。楽しみにしている人も多いと思います。私も友だちと「開業したらさっそく乗ろう」と計画しているところです。


ミッキーマウスがやってくる!

 12月4日 スペシャルパレードへ参加


記者発表する林実行委員長(中央)

 東北新幹線が全線開業する12月4日、青森市で行われるスペシャルパレードに東京ディズニーキャラクターの「ミッキーマウスとディズニーの仲間たち」が参加、祝賀パレードすることになった。青森市や青森商工会議所などでつくる新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会(林光男実行委員長)が6月22日発表した。
 開業日当日、新幹線で青森を訪れる観光客のおもてなしイベント「(仮称)一路青森。熱烈歓迎イベント」の特別ゲストとして招こうと、昨年末から東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドと協議を重ねてきた。
 スペシャルパレードには、地元から市内の学生たちによるマーチング演奏や子どもたちのダンスなどが披露される予定で、ミッキーマウスが一緒になっての「夢のコラボレーション」が楽しめることになる。
 パレードは新青森駅周辺や市中心街などが検討されている。詳細は10月にも発表する。
 新幹線が全線開業すると東京〜新青森間は3時間ちょっとで結ばれることになる。同実行委では「ミッキーマウスを特別ゲストに迎えることで、パレードはより楽しく注目されることになりそうです」と期待している。


青森駅前広場が対面通行に


青森駅前に完成したバスプール

 JR青森駅前広場の車両通行方法が交通信号機の運用に伴い、7月5日から変更になった。
 新幹線全線開業を前にして青森駅周辺整備が進み、新しいバスプールが完成した。これに伴い従来の右回り一方通行から対面通行に変わった。図のように新町通りから駅に向かっていた車両は左折だけでなく右折もできる。古川方面から安方方面に抜けるには駅舎前ではなく駅前交番前を通ることになる。
 一般車両はバス乗り場・バスプール、タクシー乗り場・タクシープール内に進入できない。駅舎北側には30分まで無料の駐車場があり、市は駅まで車で来た人たちの利用を呼びかけている。
 問合せは青森市新幹線・港湾空港課(電話017−761−4497)/青森警察署交通第二課(電話017−723−0110)へ。

 


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