「国に事業継続 働き掛けを」 |
経済団体ら知事に要請 |
県商工会議所連合会、県中小企業団体中央会、県商工会連合会は9月15日、県庁に三村申吾知事を訪ね、2009年度補正予算の確実な執行及び経済・雇用対策などの地方向け基金事業を予定通り実施するよう国に働きかけてほしいと要望した。
発足した民主党中心の連立政権が、同補正予算の一部執行停止や基金事業を凍結する方針を打ち出しており、先行きを懸念しての要望。これに対し三村知事は、連携して国への要望活動などに取組む考えを示した。
基金事業は、公共事業や農林業など各分野への緊急経済対策として予算に盛られた。46基金のうち、雇用や福祉など15基金が地方自治体向けで、複数年度にわたる事業を含む。「これが凍結されると地域経済への影響は大きい」とする声が出、急ぎ3団体連名での要望となった。
三村知事に要望書を手渡した県商工会議所連合会の林光男会長は、「地方は国の経済対策に期待を持っている。事業が凍結されると、地域経済はもちろん県内の厳しい雇用情勢がさらに悪化することが懸念される」などと訴えた。
基金事業が凍結された場合には県財政にも影響が出ることが懸念されており、要望に対し三村知事は、「地域の雇用、経済を守っていくためにどうするべきか検討したい。対応を急ぎたい」などと述べた。
基金事業凍結を懸念する声は県内自治体にも広がっており、この日は県市長会、県町村会ほかつがる西北五広域連合も、同じく国への働きかけを三村知事に要望した。
「新規高卒者の採用増やして」 |
鹿内市長が林会頭に要望書 |
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青森市と青森公共職業安定所は、来春の高校卒業予定者に対する企業の求人数が少ない状況から、10月6日から地元就職を増やすための求人開拓活動をスタートさせた。
この日、鹿内博市長と同職安の黒滝茂春所長、青森市議会の舘山善一副議長が青森商工会議所を訪れ、林光男会頭に対し「地元就職を目指す高校生の雇用状況が昨年より厳しい。会員企業に対し1人でも多く採用するよう働きかけてほしい」と述べ、要望書を手渡した。
林会頭は、「景気が悪化し、企業にとっても厳しい状況だが、採用を増やしてくれるよう会員企業に伝え、できるだけの協力をしたい」と述べた。
同職安管内の8月末の新規高卒者有効求人倍率は0.27。前年同期に比べほぼ横ばいと厳しい状況が続いている。
こうした雇用状況を改善させるため、鹿内市長が「市として経済対策にも力を入れていきたい」と述べたのに対し、林会長は「地域経済活性化には公共事業に依存せざるを得ない面もあるので、よろしくお願いします」と、期待感を示した。
市と同職安は、この日から約1ヵ月間、役職員らが市内事業所を訪問し求人票の早期提出などの要請を行う。
「おでんの日」の10月10日、青森市新町のパサージュ広場で「おでん缶プレゼント」キャンペーンの抽選結果発表や、生姜味噌おでんのふるまいなどのイベントが行われた。
青森おでんの会と青森商工会議所「おでんの街・あおもり構想推進委員会」が主催、アサヒビール鰍ェ協賛した。9月1ヵ月間のキャンペーン期間中、多数の応募があり、この日、クイズに正解した中から抽選で50人の当選(「おでん缶」2缶セット贈呈)が決まった。
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青森商工会議所は、2010年12月の東北新幹線新青森駅開業を地域活性化の最大のチャンスととらえ、市の中心市街地に集積されているお宝(食・歴史・文化・芸術などに見る高度な機能)を有効活用する事業に取組む。名付けて「(仮称)じゃわめぐ青森! 発掘・発信事業」。早ければ今年12月から活動をスタートさせる。
かつて港町として本県の産業・経済等に重要な役割を果たした青森市。戦後は県庁所在地として栄え、行政や商業、文化面等に青森ならではの高度な機能が集積していることを見逃せない。
津軽弁で“気持ちが高ぶる”ことを意味する今回の事業では、この中心市街地にあるお宝=資源を有効活用し、青森が体感できる仕組みや体制を整備するとともに、これらを域内外に発信することで継続的な賑わいの創出を図ることが大きな狙いだ。
具体的な事業として
▼ 新たな魅力発掘・発信(コンテンツ形成)事業=古川魚菜市場などでのマグロ解体ショーやアンコウの吊るし切り、まちなかアート展開催など。
▼ まち歩きの魅力向上事業=まちなか散策メニューの構築やマップ作成、散策ガイドの育成、鈴木正治あおもりギャラリー街の整備など。
▼ 情報発信事業=パサージュ広場でオープニングセレモニーを開き、当日は大鍋(郷土料理)ふるまうなどして賑わいを創出するほか、冬季イベントの情報発信、さらに新幹線開業PRなどに取組む。
実施期間は平成21年度(12月〜3月)〜22年度の2ヵ年。21年度総事業費は600万円を見込み、これには経済産業省の中小企業向け「商店街等活性化支援」を受けたい考えで、同省に補助申請の手続きをとった。
ご当地B級グルメの祭典「第4回B−1グランプリ」は9月19〜20日、秋田県横手市で開かれた。
全国から26品が参加、本県からは「八戸せんべい汁」と「黒石つゆやきそば」、「青森生姜味噌おでん」が出店した。
初日10万人余、2日目は16万人余が会場を訪れ、B級グルメの人気の根強さを思わせた。来場者による投票の結果、開催地の「横手やきそば」がグランプリ、「八戸せんべい汁」は3年連続の2位、「黒石やきそば」は7位だった。