日時/1998年9月5日(土) 午後2時〜午後5時
場所/青森市民文化ホール
■第一部
 講演=長部日出雄 「棟方志功の世界」
■第二部
 対談=長部日出雄/ベアテ・S・ゴードン 「ニューヨークの志功」


長部 日出雄
1934年9月青森県弘前市土手町133に生まれる。
弘前第一大成国民学校(現・弘前市立第一大成小学校)、弘前市立第三中学校、青森県立弘前高等学校を卒業。
早稲田大学第一文学部中退。週間読売記者、フリーライター、TVドキュメンタリー構成、映画評論などの仕事を経て、69年頃から小説を書きはじめる。70年帰郷、以後弘前市西城北の借家に住み、津軽中を回り歩いて、津軽を舞台にした作品を書く。
72年第一創作集『津軽世去れ節』を津軽書房より刊行。
73年『津軽世去れ節』『津軽じょんがら節』で直木賞、80年『鬼が来た 棟方志功伝』で芸術選奨文部大臣賞、87年『見知らぬ戦場』で新田次郎文学賞をそれぞれ受賞。
小説多数のほか、映画にも数冊の著書があり、89年初監督映画『夢の祭り』を完成。近作に『まだ見ぬ故郷』(毎日新聞社)、『風の誕生』(福武書店)、『林檎キッドよ、永遠に』『二人の始発駅』『天皇はどこから来たか』(いずれも新潮社)など。

ベアテ・シロタ・ゴードン
1923年リストの再来と謳われたピアニスト、レオ・シロタの娘として、ウィーンに誕生。
5歳の時、山田耕筰の招聘で東京音楽大学に赴任する父に伴ない来日。芸術家のサロンとなった乃木坂の家で少女時代を過ごす。
39年単身渡米。大学卒業後、戦争情報局やタイム誌で働く。45年GHQ民政局のスタッフとして再来日。戦時下、外国人として日本で苦しい生活を余儀なくされていた両親と劇的な再会を果たす。22歳の若さで日本国憲法草案の人権条項作成に携わり、女性の権利を明記することに尽力。
47年渡米(帰国)。以後、日本・アジアの文化発展にかかわる活動を行い、ジャパン・ソサエティ、アジア・ソサエティのディレクター等をつとめる。
92年職を退き現在に至る。N.Y.在住。